令和の変化の激しい時代に要求される人材とは

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こんにちは。
アサノパパです。

このブログで散々と言うほど出てきていますが、これから日本の社会は大きく変わろうとしています。
社会のAI化が進む中で、物の売れ方や物の価値観が大きく変わってきます。
その中で私たちの関わるビジネスは時代のニーズに合わせて変えていく必要があります。
今回は、これから変わりゆくビジネスの中で必要とされる人材について考えていきます。

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今は既存事業を見直す時期

仕事

上に書いたとおり、これからはAI社会がさらに発展し、ものの捉え方や価値が大きく変わってきます。
そのため、これまで大成功していた既存事業も撤退を余儀なくされ、その産業自体がなくなってしまう可能性もあります。

自動車業界を例に挙げれば、今、自動車業界は産業構造を大きく変えようと必死に動いています。
今まで、日本の自動車は好景気で成長し続けてきましたが、これから自動運転技術が進歩することにより、自動運転技術時代に見合ったビジネスモデルへ会社を適合させようと動いています。

自動運転技術が始まると、各家庭は自動車を保有する必要がなくなります。
公共の車をアプリケーションで予約し、自動運転される車に相乗りして目的地まで行けば良いのです。
今日本中で道路を走っている車は、車の全数の1割と言われています。
残りの9割は車庫や駐車場で止まっていることになりますが、極端に言うと自動運転技術の浸透によりその9割の車が不要になるのです。
少し余裕を持たせて、8割の車が不要になるにしても、日本全体の8割の車が売れなくなるのは今の自動車メーカーにとっては大打撃です。

車を例にしましたが他の業界でも既存事業の撤退を余儀なくされるところは多いと思います。

これからは新規事業をスピーディーに

仕事

上にかいた既存事業の撤退を受けて、これから必要なのは新規事業をスピーディーに立ち上げることです。

既存事業のやりくりばかり注力せずにこれからの時代を見据えた新規事業の立ち上げこそ、企業にとっては必要なことです。
なおかつ、その新規事業の立ち上げはスピーディーに行うことが必要です。
様々なフットワークの軽いベンチャー企業が、これからのビジネスチャンスを拾いに行こうと必死で動いています。
それに対し、今まで既存事業を成功してきた大企業がこれらのベンチャー企業に太刀打ちしようとしても、様々な面倒なルールや決断力の重さが足を引っ張り、どうしてもフットワークが重くなります。
その結果ベンチャーに新しいビジネスチャンスを奪われ今までの大企業は撤退していくと言う構図が大いに考えられます。

ですので、これから転換期を迎える企業に大切な事は、スピーディーに新規事業を立ち上げることに重きを置くということになります。

これからの時代に必要とされる人材

プログラミング

上に述べた状況の中でこれから必要とされる人材の条件をいくつか挙げたいと思います。

・自慢できるスキルを複数個保有している
・新しい事業の確立に携われる

自慢できるスキルを複数個保有している

これからの社会は終身雇用が崩壊し、新卒採用よりかは中途採用が主体になってきます。
中途採用を選ぶ際の基準としては、通用するスキルがあるかどうか、そのスキルが複数個あればなお良い、という基準になってきます。

過去の記事で説明した通り、終身雇用が崩壊し新卒一括採用の慣習が終わりを迎える中、各企業は手っ取り早くスキルのある中途採用を集めたがります。
当然ながら中途採用を採用する際には、これからの時代に見合った高いスキルを有しているかどうかを採用基準とします。

また、上に書いた通り新規事業の参入にはスピードが要求されます。
重たいルールや各専門部署に作業を分担して、承認や連携作業に時間のかかる大企業ほどスピード面で不利になってきます。
その中で複数個のスキルを有し、1人で多くの業務をこなすことができれば、今まで複数人で連携しながらやっていた業務を1人で行うことができるのでスピードをあげることができます。

以上の理由で、通用するスキルを複数個保有するとことがこれからの時代に見合った条件となり、企業が欲しがる人材です。

注意しなければいけないのが、今まで、ある大企業の複数部署で仕事をしてきて、自分は複数個のスキルを有していると思っている方です。
大企業ほど分業制をしいており色々な作業が自動化されているので、実は自分が今までやってきたスキルは、一部が未熟だったり範囲が狭かったりします。
大企業ほど、スキルを幅広く身に付けにくいので、汎用的なスキルを身に付けるためには客観的な目で自分を判断することが必要です。

新しい事業の確立に携われる

新規事業に何らかの形で携われる人材をこれからは要求されます。

管理職で言うと、既存事業をうまく回すように管理できる能力よりも、新しい事業の在り方を創造し、それに見合った管理や指揮を行い利益に結びつけることができる起業家的な人です。
今は昭和時代に活躍された、既存事業をうまく回すように管理する能力に長けた40代〜50代の管理職の方が多く活躍されていますが、これからの時代はそのような方よりも、これからの時代を理解したチャレンジ意欲を持った管理職が必要です。

これからの新規事業の立ち上げに必要とされる管理職はかなり不足しています。
その中で、新規事業の立ち上げに見合った管理職がいればかなり重宝されます。

また、実務レベルの人材で言えばこれからの時代に見合った技術を理解したシステムに関われる人が重宝されます。
例えばネットワーク技術に高いスキルを持ってつエンジニアや、IoTのつながりのために多くの分野の知識を有し、多くの分野の人材につながりを有している人はこれから新規事業を立ち上げるにおいて重要な人材となります。

最後に

最後まで読んで頂きありがとうございます。
今回はこれからの時代に必要とされる人材像について説明しました。
このブログで何回も言っていますが、これからの時代はさらに個が要求されます。
独立するか企業に勤め続けるかに問わず各個人の汎用的なスキルは絶対的に必要になってきます。
今からでも遅くないので自分が今の職場を退いても、生き抜いていけるようなスキルを身に付ける努力をしましょう。

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