こんにちは。
アサノパパです。
以前の記事でゴールに関係無い思考は不要と書きました。
いざそのような思考法を実践しようとしても、色々な悩みや考えが頭の中を駆け巡ってしまい難しいものです。
今回は、そのようなゴールと関係の無い思考を消すトレーニング方法を紹介します。
この方法を実践していくと、仕事の生産性が上がるだけで無く、自分を潰しこむ余分な負の考えが沸かなくなり本来の楽しみや幸せに集中できるという素晴らしいメリットがありますので是非試してみてください。
余分な思考がつくる弊害
ゴールに関係のない思考は、生産性を下げ、脳を披露させてストレスを大きくしてしまいます。
ゴールに関係のない思考とは、その言葉通りゴールに関係のないすべての思考のことです。
例えば、仕事を進める中で、「今日は暑いなぁ」や「昨日の○○は本当に腹立たしい」と考え、意識が関係の無い考えに向きがちですが、これらは全てゴールに関係のない思考です。
人の思考は、これらのゴールに関係ない思考が、思考全体の半分以上を占めるといわれます。
自身の思考を振り返ってみるとよく分かると思いますが、雑念や思考のマルチタスク状態が慢性的に続いているんです。
これらの良くない思考は、以下の弊害を生みます。
・脳が疲労する
まず、余分な思考に注意が向かう分、ゴールへの集中力を欠き、生産性が落ちます。
また、嫌なことや悩みを考える際に脳は大きなエネルギーを使いますが、雑念に支配されることは脳が非常に疲れてしまい大きなストレスへと繋がります。
これらの弊害は、人が幸せを感じる心の余裕を奪うことに繋がります。
たとえ自然な状態なら幸せに感じられることも、雑念に支配されている状態では、脳は疲労し、辛いことで頭がいっぱいになり、十分に幸せを味わえなくなるのです。
ゴールへの集中力を高めるマインドフルネスとは
ゴールへの集中を高める良いトレーニング方法としてマインドフルネスという方法があります。
マインドフルネスの概要
マインドフルネスとは、「雑念を取り払い、今に集中する」という姿勢を指します。
もう少し具体的に言うと、湧いてくる感情に対し嫌だとか好きなどの判断をせずに黙認をし、今この瞬間の活動に集中することがマインドフルネスです。
例えば、呼吸に集中し続けるという行動をとるときに、自然と雑念が湧いてくる事はしょうがないことです。
これらの雑念に対し、考えないようにしようと逃げるのではなく、「あー、今私は嫌なことを感じているな」とただ認知するのです。
雑念に対して逃げてばかりいると、後々この雑念を思い返した時に、急に気分を落としたり何も手がつかなくなったりと大きな反動が起こるからです。
雑念を認知することができたら、次は呼吸のリズムに集中します。
すーっと吸ってはーっと息を吐く。
ひたすらこの動作に集中をするのです。
これがマインドフルネスの姿勢と呼ばれるものですが、これを繰り返すことで自然とゴールに関係のない雑念を取り除くトレーニングとなります。
今や、Googleやアップル、またインテルなどの大企業が研修として次々に取り入れているほど、マインドフルネスはすばらしいトレーニングです。
マインドフルネスの効果と目的
マインドフルネスには以下の効果があります。
・ゴールへの集中力を高める
マインドフルネスの練習をやること自体に大きな効果はありません。
やっている最中の脳疲労や集中力を高めることができますが、マインドフルネスの練習を止めてしまえばすぐに元の雑念を生み出す状態に戻ってしまいます。
大切な事はマインドフルネスを繰り返すことによって、マインドフルな思考法を身に付けるトレーニングとなることです。
マインドフルな思考法を身に付けると、上記の「脳疲労を防ぐ」や「ゴールへの集中力を高める」といったものが日常的に自然と行われるようになります。
マインドフルネスの目指すところはここです。
この状態になると人は幸せを感じやすくなります。
余分な考えや雑念に支配されることなく純粋に幸せに目を向けることができるのです。
マインドフルネスはあくまでトレーニングであり、このトレーニングを繰り返すことによって最終的には、マインドフルな思考法を身に付けることが目的となります。
オススメのマインドフルネスのやり方
オススメのマインドフルネスのやり方を紹介します。
瞑想
まずは深呼吸に集中する、つまり瞑想をします。
マインドフルネスの代表例としてこの瞑想がよく挙げられますが、マインドフルネス=瞑想ではありません。
瞑想はあくまでマインドフルネスを実現するための1つの方法なのです。
瞑想のやり方は以下の通りがオススメです。
①背筋を伸ばした状態で力まずに座ります。
②両手は手のひらを上に向けて膝周辺に置きやすいところに置きます。
③目は力まずに閉じるか、半分開いてぼんやりと周りを見つめます。
④深呼吸を行いその様子を観察します。
深呼吸は無理に長い呼吸をする必要がなく自然にリラックスして呼吸をするだけで良いです。
深呼吸をしている中でいろいろな雑念が浮いてくると思います。
それらに対してすぐにシャットアウトするのではなく、冷静に気づいてあげて下さい。
「あー今嫌なことを考えちゃったな」位で良いのです。
時間は10分程度行えると自律神経も安定し脳の休息も得ることができ良いです。
普段の行動の中でマインドフルネス
瞑想を毎日10分繰り返すことが面倒な方は、普段の行動をマインドフルネスとして行うことができます。
これもしっかり行えれば上の瞑想と同じ位効果があるのでぜひやってみてください。
ポイントは単調で簡単な動作に対して行うということです。
例えば毎朝の通勤で歩くと思いますが、この一定の歩くリズムに対して呼吸を合わせてあげます。
例えば6歩歩くまでは息を吸い続け、また6歩歩くまでは息を吐き続けるという感じです。
頭の中は歩調に息を合わせることにひたすら集中します。
雑念がもちろん湧いてきますが、上と同じように冷静に気づいてあげるだけで良いです。
歩行を例にしましたが、単調で呼吸を合わせやすい動作であれば何でもマインドフルネスを行うことができます。
注意点としては、呼吸に意識を向けすぎて、安全面に注意を払うことを疎かにしないようにしてください。
歩行とともに呼吸に集中しすぎて事故を起こしては大変なものです。
最後に
最後まで読んでいただいてありがとうございます。
今回は、ゴールへの集中力を高めるトレーニングとしてマインドフルネスを紹介しました。
マインドフルネスは仕事だけに限らず人が生きる上で大切なトレーニングです。
マインドフルネスのトレーニングは筋トレよりも全然簡単なことです。
毎日継続的に行うように努力しましょう。
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