令和を生き残るためのキャリア戦略【ストレングスファインダーで客観的に自信を判断する】

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こんにちは。
アサノパパです。

色々と忙しくしばらく更新が滞ってしまいました。
少しブログを書く余裕が出てきたので、合間を見て更新していきたいと思います。

さて、皆さん自身の今後のキャリアについて考えたことありますでしょうか。
これからの時代は先の読めない変化の激しい時代と言われています。
これまでの会社のプランに則ったキャリア育成の考え方では、自身の活躍の幅が狭まってしまいます。
今回は、令和の時代に適合した自律的に自身のキャリアを作る大切さについて書きたいと思います。

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令和の時代に変わる日本企業

仕事のパソコン

これから日本は様々な大きな変化に対応していくことになります。
少子化問題から来る超高齢化社会やCO2排出による様々な環境破壊など、様々な問題が早々に現実味を増してきます。
さらには、これから5G通信やAI、またゲノム医療技術や量子コンピューターなどの新しい技術の普及が加速していきます。

これらの問題は過去経験したことがないようなスピードで私たちの生活を変えていきます。
同時に、これらの変化に対応するように日本の企業は変わっていかないといけません。

現に、日本の各企業が少しずつ未来を見据えて変わろうとしています。
例えば、終身雇用が崩壊し、中途採用の拡充が広まっていますが、これは日本の生産人口の減少という変化に関する対策になります。
今までの多くの生産人口を見込める条件では「ものを作れば売れる」という構図が成り立っていましたが、これからの生産人口が減少する日本においては、「大量に生産すればするほど利益になる」というビジネスは成り立たなくなります。
そのため、モノの大量生産の体制を見直す必要があり、これまで終身雇用の慣習で大量獲得してきた労働者は不要になります。

代わりに、これからの時代は少ない労働力で付加価値の高いサービスを売り込むというビジネスが重要になってきます。
このような環境で、企業が求める人材はズバリ「即戦力」です。

企業にとってはこれまで挑戦してこなかった領域のビジネスに取り組むことが多くなります。
例えばトヨタ自動車で言えば、これまでは自動車というモノの製造に注力していきましたが、これからは自動車を始めとするサービスの提供に注力する方向にシフトしていくとされています。
この時に、トヨタ自動車としては未知に近いサービス領域のビジネスを速いスピードでこなしていく必要がありますが、その未知の領域の業務を手っ取り早くノウハウ化できるのが「専門性の高い中途採用」になります。
よくビジネスの企画段階で、そのスペシャリストのフリーランスが高額の報酬で雇われると言う話を聞きますが、これが1つの典型的な例です。

個人の仕事の価値も変わっていく

ビジネスマン

上記の企業の変化を受けて一人ひとりの仕事に対する考え方も変わっていきます。

これまでは、終身雇用という会社のレールが敷かれた条件で仕事をしてきました。
多くの人は給料やボーナス、また昇格等の会社が用意するご褒美に仕事の動機付けがされていたのではないでしょうか。

しかし、これからの時代はそのような動機付けで仕事を行う事は危険となります。
これからの時代は会社が用意するレールは保証されていません。
会社の給料やボーナスを楽しみにして仕事をしていては、解雇されたときやボーナスカットされたときのことを考えると仕事のモチベーションが下がるとともに自身のキャリアも停滞してしまいます。

ではどのような動機付けで仕事が行うと良いかと言うと、ズバリ「達成感・幸福感」です。

上に書いた通りこれからは中途採用が拡充され、これまで以上に個々の力が試される時代となります。
同時に、自分の仕事の成果が目に見える形で成果につながりやすくなりますが、そこで得られるのが「達成感・幸福感」です。

ただしその「達成感・幸福感」を得るためには、需要があるレベルまでの能力を自身が身に付けていないといけません。
かつ、その能力は、自身が興味がある分野の業務であり、仕事を行うにあたって十分な動機付けとなる能力である必要があります。

これからの時代で生き抜くためには、よく「自分の好きなことや得意なことを伸ばしていこう」と言われています。
これは自身の好きなことであれば仕事のモチベーションとしての「達成感・幸福感」を得られやすいですし、さらには自身の好きなことなので能力を伸ばしやすく有望な人材になれる可能性が高まるからです。

自身の興味や得意な事を客観的に判断する

これからの時代に生き抜くために、まずは自身の興味や得意な事を客観的に判断することが大切です。
客観的に判断した興味や得意なことを知ることができれば、これからのキャリアを考えやすくなります。

楽観的に自身の興味や得意なことを判断するための良いツールがあります。
それは、「ストレングスファインダー」という本です。

この本は「強みの心理学の父」と呼ばれているドナルド・O・クリフィンが生み出した「ストレングスファインダー」という自身の素質を発見するための方法について解説されています。
今の多くの方は弱点に焦点を当てて克服することに注力していますが、クリフィンは短所を克服するよりも長所を伸ばすことに注力した方が何十倍の成長を得られるとしています。
この考え方を元に、読者の長所や興味を客観的に判断するツールとして販売されている本であり、様々な企業が社員のキャリア設計の一環として利用しています。

この本は、ただ読んで学ぶという形ではなく、本の末尾に付属されているアクセスコードを利用して、Webで100を超える質問に答えていきます。
その質問にすべて直観で答えると、回答を解析した結果から自身の5つの強味を記載したレポートを出力してくれます。
そのレポートには、強みの説明やそれを活かした行動指針が書かれており、自身のキャリア検討に大いに役立つ情報が書かれています。
強みは「指令性」や「回復志向」また「公平性」などクリフィンが示した34の資質のうち自身に適合したトップ5の資質を示しています。
これらの強みは普段私たちが意識していない感情からくる資質も含まれており、大変参考になります。

私も実施してみましたが、「なるほど」と思う結果が返ってきて参考になりました。
普段から意識しており自分の強みとして分かっている資質から、これまで意識していなかったけどよく考えれば当てはまるかもという資質などが挙げられておりました。
例えば、私は完全主義に近いところがあり仕事は自身のこだわりをもって細部までやり遂げる癖があります。
その特性に近い内容を示している「最上志向」という資質がレポートに書かれており「なるほど」と思いました。
一方、皆を平等に扱う「公平性」という資質も挙げられており、これは今まで私が強みとして全く感じていなかった内容ですが「思い起こせば確かにそうかも」という説明がレポートに書かれており、これも「なるほど」と思いました。

最後に

最後まで読んで頂きありがとうございます。
今回はこれからの仕事における幸福感の大切さとそれを得るためのキャリア設計の第一歩としてストレングスファインダーを紹介しました。
人には無意識の感情というものがあり、誰しもが気づいてない強味というものを持っています。
ストレングスファインダーはその気づかない強味も含めて客観的に示してくれるので、キャリア設計を行う場合はかなり役に立つと思います。

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