退職代行サービスとは?【利用する人、利用するメリット、具体的な流れ、その他の疑問を解説】

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こんにちは。
アサノパパです。

今回は退職代行についてです。

仕事に対してストレスを感じ仕事に行きたくないと思う人は多いと思います。
今の日本の働き方は雇用のミスマッチが起きやすく働きたくないと思うのも普通のことです。

そこでいざ退職届けを出そうと決意しますが、いろいろと壁があり退職できずにいる人がたくさんいます。
その中で近年退職代行を利用している人が増えています。

退職代行についてあまりわからないと言う方も多いと思います。
怪しかったり、本当に退職できるのか不安だったりとあまり良い印象はないかもしれません。

そこで今回は退職代行とは何なのか、どういう人が利用しているのか、利用するメリットはあるのか、退職代行の具体的な流れ等を説明していこうと思います。

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退職代行とは

退職代行

退職代行とは退職するための連絡を代行してくれるサービスです。

近年様々なメディアでも取り上げられそれなりに有名になっています。
今では様々な退職代行業者が現れ、また市場のニーズも大きく、1つの立派なビジネスとして成り立っており信頼性もあります。

どういった人が退職代行利用するのか

退職代行は以下の人が利用しています。

・上司が怖くて退職を言い出せない
・周りの目を気にして退職を言い出せない
・ストレスや疲れがピークを超えている
・退職は伝えたが上司に拒まれている
・今より良い条件の転職先が決まりすぐに今の会社を退職しなければいけない

退職をしたいと考えている社会人はかなり多いです。
以前の記事にも書きましたが、日本の雇用システムは雇用のミスマッチが起きやすい仕組みとなっています。
要は、新卒一括採用の内容がエントリーシートの確認と面接の実施のみであり、企業は面接者の特性を把握しきれないまま雇用してしまいます。
また、採用される側も一括採用のため、希望の雇用先に採用されなかった場合は、全然希望していなかった企業に入社することも大いにあり得ます。

そういうシステムの中で、精神的に辛い、肉体的に辛い、やりがいを感じない等の気持ちを抱くのも当たり前です。

退職代行を利用するメリットについて

退職代行を利用するメリットは、退職というなかなか言いにくいことをしなくても会社を辞められるという点です。

割と当たり前のことを書きましたが、人によっては退職を言い出せないことにかなり悩んでいいます。

退職代行利用する多くの人は人は特に心身ともにかなり疲労した状態であり、お金を払ってでも会社をすぐに辞めたいのです。
ストレスで弱っている中、自分の力で退職を言い出し退職の処理を一通りやるのはなかなか大変なんです。
特に会社を休業している方にとっては会社に行って面談や処理をする嫌な作業省けるので大きな嬉しさがあります。

また、上司や怖い人だったり上司が融通がきかない人の場合は退職が大きな壁となってしまうのですが、お金を払ってでも退職代行を利用することですんなりと辞めれるので、上司と言う大きな壁のある人にも嬉しさもあります。

退職代行の主な流れ

1.退職代行に無料相談をする
相談方法は電話、LINE、メールになります。
今はLINEでのやりとりが一般的になってます。
受付時間や返信レスポンス等は企業によって差はあります。
無料相談の主な内容としては有給休暇や退職金また引き継ぎの話、リスクなどの質問が多いです。

なお無料相談の不要な方はいきなり2の申し込みに進んでもらっても結構です。

2.申し込み
ここで申し込みと入金依頼を同時に行う代行業者がほとんどです。
申し込み時には、氏名、生年月日などの個人情報や会社名、所属部署などの会社の情報のヒアリングがあります。
入金は銀行振込かクレジットカード払いが多いです。
一部の業者ではLINE Payなどの電子マネーを扱っているところもあります。

3.詳細な打ち合わせ
担当者が退職の連絡をする上で必要な情報のヒアリングがあります。

・退職実行日
・退職理由
・会社に置いてある私物の返却
・会社に返す必要があるもの
・会社からの連絡拒否について
・有給休暇処理について
・退職金について

などがヒヤリング項目です。
またここで気になっていることがあれば担当者に質問してみましょう。

4.退職代行が退職通知を実行
打ち合わせた内容に従い担当者が退職通知を代行してくれます。

5.退職結果の報告
退職通知の結果を担当者が報告してくれます。
すんなりいけば、打ち合わせで伝えた退職実行日に予定通り退職できます。
退職処理に難航している場合は途中の経過を逐一報告してくれます。

すんなりいくかいかないかは退職希望者の会社の風土と代行業者のスキルによります。
ですが、多くはすんなりと希望日に退職できるケースが多いみたいです。

6.退職届けの送付
退職届けを作成し会社に送付しないと退職は完了しません。
また法規的な問題で退職代行が代行できる業務は5番までです。
退職届けは退職者自身が作成する必要があります。
退職届けのテンプレートは代行業者にもらえることが多いです。
もらえなくてもWeb上のいろんなところに載っていますので参考にしてください。

料金について

代行業者によって差はありますが、相場は20,000円から50,000円になります。
これを高い感じるかどうかは個人の感覚によりますが、昔は弁護士事務所しか退職代行業を行っていなかった時代の料金は数十万になることもあり、これと比較すれば安いです。

その他疑問点

退職した会社から損害賠償が請求されるのか

損害賠償の請求はほぼ無いといえます。
法律的には退職により会社が損害を受けた場合は従業員に対して損害賠償請求することは可能です。

ただし裁判になった場合、会社側が勝てるとは限らず、また裁判費用が多く発生するため会社が損害賠償を請求してくる事はほぼありえません。
現にこれまでの退職代行で損害賠償を請求されたと言うケースは聞きません。
ちなみに会社側が勝てない理由は、従業員が退職した事と会社の損害を結びつける証拠を示すことが非常に難しいこと、また従業員が退職した理由に少なからず会社が関係しているためです。

退職後の必要な書類は送付してもらえるのか

代行業者の担当者との詳細打ち合わせにて必要書類の送付をお願いしておくことで、会社から退職後にきちんと郵送してもらえます。

書類とは主に以下になります。

・源泉徴収票
・年金手帳
・雇用保険被保険者証
・健康保険資格喪失証明書
・雇用保険被保険者離職票

健康保険資格喪失証明書は勤めていた会社の健康保険組合をやめたことを証明する書類です。
今後国民健康保険に加入する場合は必要な書類になります。

雇用保険被保険者離職票は失業給付金を受ける際に必要な書類となります。

会社の就業規則に退職は1ヵ月前に伝える事とあるためすぐには退職できないのでは

就業規則より民法が優先されます。
民法第627条には2週間前に退職を伝えれば良いとなっています。
つまり退職日は、法律的には最短2週間に設定することが可能です。
ただし、会社側としては2週間も働いてないのに保険料を払い続けるのは無駄になるため即日で退職が認められるケースがほとんどです。

退職はすんなり受け入れてもらえるのか

同じく民法第627条にいつでも雇用の解約を申し入れすることができるとされています。
それなりに引き止められる可能性はありますが、退職は従業員の権利ですので最後は必ず退職できます。

アルバイトや契約社員でも退職代行利用できるか

アルバイトや契約社員でも退職代行利用できます。
雇用期間を合意した契約社員であっても「メンタル的にやられている」等のそれなりの理由があれば退職代行を行えます。

会社から借りているものは返さないといけないのか

会社から借りているものであれば返す必要があります。
会社から借りているのであれば所有権は会社にあるため、郵送で良いので返さないといけないです。

退職代行利用後に会社から直接連絡が来ないのか

退職代行利用後に会社から直接連絡が来るケースはあります。
退職後に会社から退職者に連絡はしていけないという法的な規制はありません。
ただし、同じように退職者が会社からの連絡に反応しないといけないという法的な規制もありません。
つまり、退職後に会社から連絡が来ることも中にはありますが、無視しても良いのです。

非弁行為に当たらないのか

非弁行為とは、弁護士以外の人が法律に関係する義務を行い報酬を得ることです。

退職代行自体が法律に関係する業務に当たるかと言えば、グレーなところがあり今のところ規制はされていません。
退職代行業者は基本的に退職の意思を会社に伝えるだけになり、これは違法という認識は無いのです。

ただし、退職代行業者が以下のことをすれば違法になります。

・未払い賃金の交渉
・退職金の交渉
・退職に関する書類の作成

もし給料が払われないとかの問題があれば弁護士に相談することになります。
ただし、基本的に給料を得る事は労働者の権利ですので、問題なく支払われるケースがほとんどです。

お勧めの退職代行業者

退職代行業者を決めるポイントとしては以下の通りです。

・料金
・実績
・レスポンスが早いか
・即日退職を希望できるか
・非弁リスクがないか
・退職できない場合の返金保証があるか

有名どころは、Jobs(ジョブズ)、EXIT(イグジット)、SARABA(サラバ)ですね。
以下に比較した表を掲載します。

業者 料金 (正社員) 退職実績 対応時間 即日退職 顧問弁護士 返金保証 備考
Jobs 29800円 100% 24時間 可能 あり あり ・転職支援成功で3万円プレゼント
・弁護士セラピストによる無料相談あり
EXIT 50000円 100% 24時間 可能 あり あり ・メディア露出度No.1
SARABA 27000円 100% 24時間 可能 あり あり

この3社であれば、実績は相当数でありサービス内容も充実されているため、どれを選んでも間違いないと思います。

No.1を決めるとすれば「Jobs」ですね。
jobsは備考にも書いた通り、転職支援会社と提携をしておりその会社を経由して転職成功した場合は3万円もらえます。
実質退職代行料金が無料になるのはかなり美味しいので、もし転職が決まっていない方は非常にありがたいサービスになります。
今は転職支援を利用する計画はなくても、転職を探しているうちに希望の転職先がその転職支援会社の紹介一覧にあれば儲けものですので、一考する価値は大いにありです。

またJobsは弁護士セラピストによる無料相談が付いてくる点も他の業者には無い特典です。
退職代行利用しての退職は非弁のリスクや退職後のフォローなど不安なことが多いです。
インターネットに書いてある情報を調べても信憑性が低く不安ですが、弁護士であるセラピストに聞けるということは信頼感がありうれしい特典です。

また表に書いた基本事項に関しても最高クラスで良いです。
実績も豊富で退職失敗はありません。
万が一退職失敗したとしても返金保証があるため安心です。
非弁リスクに関しても顧問弁護士がホームページに顔出しで出ているくらいですので信頼が高いです。
ちなみに弁護士顔出しでホームページに載せているのはJobsだけになります。

退職代行をJobsで相談してみたいと言う方は以下のリンクから相談してみてください。
Jobsの公式ホームページはこちら

最後に

これから終身雇用と新卒一括採用の慣習が崩壊することにより、正社員の退職がこれまで以上に当たり前となります。
今退職に踏み切れずに、なんとなくイヤイヤ働き続けて人がいれば、退職代行を利用してみるのもアリだと思います。
退職代行は賛否両論ありますが、退職が言えずイヤイヤ働き続け心身ともに削られ社会に出られなくなるよりかは、数万円払って退職代行を決意してリセットスタートした方が何倍もマシです。

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