こんにちは。
アサノパパです。
前回の記事で姿勢が人の疲れやすさや健康に関わってくることを説明しました。
それは子供に対しても同じ話です。
今回は悪い姿勢が子供に与える悪影響について話をします。
姿勢が子供に与える影響
悪い姿勢が子供に与える影響は、子供にとってよくないことばかりです。
・集中力が低い
・感情の起伏が激しい
・風邪に弱くなる
基本的には、前回の記事で書いた通り姿勢が悪くなることによる影響の考え方は同じです。
子供は大人に比べて内臓の劣化も少ないので、クリティカルな症状は少ないですが、傾向は同じです。
姿勢が崩れることにより、血流が悪くなり内臓を圧迫し、また呼吸が浅くなり酸素濃度が低くなることにより様々な弊害を生みます。
特に、生活が豊かになってからアレルギーやアトピー、また喘息といった症状が増えてきていますが、これは姿勢の悪さが原因の1つであると考えています。
これらの現代h病が増え始めたのは1965年からです。
ちょうどこの頃から自動車やテレビが普及し人々の暮らしが豊かになった反面、体を動かすことが少なくなりました。
体を動かすことが少なくなることによって体幹が弱くなり骨格が乱れやすくなります。
また、先進国ではこれらの現代病の患者が見られるのに対して発展途上国は今もほとんど患者はいません。
この事実も、現代病が豊かさ、つまり動かないことによる骨格の歪みに関係していることがわかります。
姿勢の良い子供に育てるためには
姿勢の良い子供に育てることはすごい大切です。
大人になってから姿勢を矯正するよりも、子供の頃からベースとなる骨格をしっかりしておくことで、矯正の必要もなく良い姿勢を続けることができます。
逆に姿勢が悪いまま放置しておくと、この歪みはどんどん大きくなっていき、歳をとって内臓が弱くなる頃には大きな病気を発症してしまいます。
姿勢の良い子供を育てるためには、以下の点に注意しましょう。
・靴はかかとの硬いものを選ぶ
・スマホやゲームばかりやらせず外で遊ばせる
・正しく座るように意識させる
赤ちゃんを丸ませて寝かせない
姿勢は骨格の発達が激しい0歳から良し悪しが決まってきます。
抱っこ紐や、おくるみ等で赤ちゃんをくるまって長時間寝かせる事は赤ちゃんの骨格の成長にとって良くないことです。
また赤ちゃんを丸ませて寝かせることで、内臓が圧迫され呼吸がしにくくなります。
さらに、この呼吸がしにくいことに慣れてしまうことで、呼吸が浅い子供に育ってしまい将来の病気につながる可能性があります。
ですので、赤ちゃんはなるべく丸いませて寝かさないほうが良いです。
靴はかかとの硬いものを選ぶ
靴はかかとの固いものを選んでください。
子供は足の筋肉や骨格が安定していないため、歩く際に大人と比べてきれいに歩けません。
安い靴などはかかとにプレートが入っていないものが多く見られますが、プレートが入っていない靴を履かせることで子供の歩き方に癖がついてしまいます。
つま先がまっすぐ向いて歩けなかったり、足首がぐにゃぐにゃして安定せずに歩いたりと。
そうなることで腰や足の骨格が歪んでいき姿勢が悪くなってしまいます。
子供に靴を買う際には、かかとにプレートが入っているかどうかを1つの観点として考えるようにしてください。
スマホやゲームばかりやらせず外で遊ばせる
スマホやゲームばかりやると、姿勢が悪くなり体幹が緩んでしまいます。
基本的にスマホやゲームをやる際には、あまり体を動かさず、楽な姿勢でやり続けると思います。
この楽な姿勢は、体幹を使わない崩れたような姿勢です。
この崩れた姿勢を続けることで、徐々に体幹が弱まり姿勢が悪くなって骨格がずれていきます。
ですのでスマホやゲームばかりやらず、外で遊ばせることが大事です。
外で遊ばせることで、いろいろな体幹が使われ体全体筋肉がバランスよく育ち、体の偏りが少なくなります。
正しく座るように意識させる
子供が何か座り続けて作業する事は現代社会において避けられません。
上に描いたスマホやゲーム完全に取り上げると言う事は難しいです。
その前提で、子供に意識させるべき事は正しく座ることです。
子供に幼い頃から姿勢の大切さを教え続け、子供自らが姿勢を正そうとする考えを持てれば、スマホやゲームをやる時間においても、学校授業中においても、自律的に姿勢を正そうとしてくれます。
この確固たる考えを子供が持つことができれば、現代社会で過ごすにおいて避けられない同じ姿勢で作業し続ける環境においても、姿勢が悪くなりにくくなります。
最後に
最後まで読んでいただいてありがとうございます。
今回は子供の姿勢の大切さを書かせていただきました。
子供は大人みたいに内臓が劣化していないので、姿勢の悪さの影響が顕著に現れずに、姿勢の悪さをあまり問題視されることがありません。
ただし、現代病を発症したり、大人になるにつれて大きな病気を発症したりと、意外と姿勢は大きな問題につながってきます。
姿勢のベースを作るのは小さい頃なので、親も姿勢の大切さを理解した上で子供をしつけるようにしましょう。
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