疲れにくい体を作る自力整体のススメ【仕事で疲れるという人へ】

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こんにちは。
アサノパパです。

日本の働き方は海外に比べると働きすぎであり異常だと言われてきました。
自身の健康を無視して働き続け病に倒れる異常さは海外の人には考えられなかったのです。
近年働き方改革が進み、この異常を是正する方向に向かってはいますが、まだ各企業の実情の働き方改革はあまり進んでいないところが多いです。
仕事量は変わらないのに上司に時間ばかり削減しろと言われ、逆に忙しくなってしまい疲れがこれまで以上に溜まるという方も多いと思います。

先日の記事で仕事の疲れに対する良い対処方法を紹介しました。
今回はその中で紹介した疲れの解消にすごく効果的な自律整体について詳しく書きたいと思います。

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自律神経について

ストレッチ

まずこの記事で重要な「自律神経」について解説したいと思います。
自律神経とは、体全体の機能をコントロールしている神経です。
内臓の機能や血流といった体全体の要素が正常に働くようにコントロールしてるんです。

また自律神経は交感神経と副交感神経に分かれます。
交感神経は体を日中に正常動かすために、体全体の各要素を活発に機能させるように制御します。
逆に副交感神経は体を夜に休めるために、体全体の各要素を休ませるように制御します。

自律神経が正常な状態というのは、活動する期間は交感神経が状態になり、休む期間に副交感神経が優位になる状態です。
この正常な状態でいることで体も正常に働き、活動も休憩も効率よく行えて疲れも溜まりにくくなります。

自律神経のバランスが崩れると疲れは溜まりやすい

もし自律神経のバランスが崩れ、例えば、休む時間帯に副交感神経が優位にならなければ疲れは癒えにくくなります。
脳や内臓は休まらず、翌日の仕事で頭が回らなかったり、胃もたれが発生するといった典型的な仕事疲れの症状が出ます。

私も過去に仕事の忙しさからくる疲れに悩んだ時期がありました。
その疲れから、それなりに重たい大人アトピーを発症し苦しんだ過去があります。

私の仕事は、30歳過ぎた頃から急に忙しくなり、また私しか知らないプロジェクトのためチームで一人仕事を抱えることになりました。
私一人だけ残業が爆発的に膨らみます。
他のメンバーは談笑しながら仕事を余裕もってこなしている中、私一人だけが時間に追われ黙々と仕事をこなし孤独感と苛立ちが募ってきたことを覚えています。

仕事が終わるのは毎日のように夜の11時前。
急いで家に帰って、共働きのため残った家事もして、自身のご飯とお風呂を済ませ、翌日に備え急いで寝る。
いざ寝ようとしても、その日の仕事内容が残像のように消えず、また次の日の仕事のことを考えると脳は休まらない日々が続きます。

そうすることで自律神経が崩壊し、交感神経優位が24時間継続するような感覚に陥りました。
夜寝付いたとしても90分くらいで必ず目が覚め、一度起きたら脳が覚醒していて、再度寝付くことに苦労します。
寝れたとしても、また90分くらいで目を覚まします。
寝ようとすればするほど寝れない私に苛立ち、夜中に狂ったように叫ぶこともありました。

こんな感じで疲れがピークに達し、自律神経のバランスが崩壊することで、疲れが癒えない体となり大人アトピーを発症しました。

このように自律神経のバランスは非常に大事で、これが崩れると疲れが溜まりやすくなるのです。

自律神経は加齢とともにバランスが崩れやすい

自律神経そのものは加齢と共に衰えていきます。
高齢になるにつれ、夜は深く眠れなかったり、日中はだるさが襲ってきたりと不調が続きます。
逆に子供は夜にどれだけ周りが騒いでいても熟睡することができ、日中は疲れ知らずで外で遊びまわっています。
これは自律神経が年を取るに従い衰えていくことが原因の一つです。

ここで言いたいことは、今までの若いころのように自律神経に対して何も工夫をしない生活を送っていてはダメなんです。
加齢に伴い自律神経が衰えるための対策は必要で、それをすることで一番の疲れ改善に繋がります。

自力整体は自律神経を整える最良の療法

自力整体は自律神経を整えるために最適です。

自力整体とは、その名の通り、自分一人で整体を行うというものです。
自力整体はストレッチに近いものですが、より刺激的に体の各部を伸ばすことでコリや緊張を整えていくものです。

自力整体は副交感神経が優位になるタイミングで行うと良いです。
時間帯で言うと夕方~寝る前までの間になります。

自力整体のやり方は、本とDVDがあるのでそれに従い実施します。
私は矢上 裕氏の「自力整体」という本を購入しました。

DVDは愚直に全て行うと90分程度かかります。
サラリーマンの方は時間が無いと思うので、自分に効果のありそうな項目を選んで実施しても良いです。
私も30分に短縮して毎日風呂に入った後に行っていました。
なお、効果があるかどうかの判断の仕方は、体が刺激的に伸びている感覚があれば効果ある項目と思ってよいです。

自力整体の効果は様々です。

・疲労回復
・偏頭痛の改善
・胃もたれ、便秘の改善
・花粉症の改善
・不眠症の改善
・高血圧の改善
・皮膚病の改善
・うつ病の改善

上記は一部の例であり、色々な不調に効果があります。

私が実感できた効果で言うと、まず、感情が落ち着き精神的な疲労が減少しました。
元々、責任感が強い方で、何か問題があると自分が背負いこみ、焦って精神的に疲労するタイプでした。
自力整体をしてからは、よい意味で感情の起伏が落ち着き、まるで第三者目線で冷静に物事を考えることができ、精神的に疲れることが減りました。

また、自律神経が乱れ夜も寝れなくなっていましたが、自立整体をしてからは嘘のように気持ちよく寝れるようになりました。

疲れだけでなく、健康面でも大きく改善しました。
アトピーによる肌あれは無くなり、かゆみもほとんど無くなりました。
また、元々最高血圧が180mmHgを超えるなかなかの高血圧でしたが、自力整体を行うことによって130mmHg以下にまで下がりました。

このように、様々な病気にも効果を発するので自力整体はいいことだらけです。
特に仕事における疲れに対しては、疲れを癒す効果はもちろんのこと、内臓機能や血行を良くし疲れにくい体を作る効果も大きく期待できます。

自力整体の注意点としては、効果に即効性は無いことです。
自力整体を始めてから効果を得られるまでに最短でも数週間かかると思ってください。
最初は体の各部を伸ばすと痛みを感じますが、毎日伸ばし続けることで痛みは次第に軽減してきます。
そうすると徐々に効果が実感できるといった感じです。

最後に

最後までご覧いただきありがとうございます。
今回は自力整体の紹介をしました。

一般的な整体院に通うと1回あたり5000円くらいかかり、何回も通うことで相当な額になります。
この自力整体は最初に2000円の本を買うだけなのでコストパフォーマンスもすごく良いです。

仕事の疲れで悩んでいる方、是非お試しください。

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