親が子供に使ってはいけない言葉とその改善例

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こんにちは。
アサノパパです。

今回は子供とのコミュニケーションの中で親が子供に使うのは避けた方が良い言葉について具体的に見ていきます。
子供が卑屈になったりやる気をなくしたりしないためにも親の言葉遣いには注意を払う必要があります。

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子供が行動してくれない時

子供とスマホ

子供が行動してくれない時に、親が使ってはいけない言葉は以下の通りです。

・〇〇しなかったら置いてくからね!
・ママは知らないからね!
・いつも遅い!早く〇〇しなさい!
・もうお兄ちゃんなんだから!

これらは、親が子供に行動を促してもなかなか従ってくれない時に親がよく言う言葉です。
ただしこれらの言葉は子供にマイナスの影響を与える可能性があります。
例えば、「 〇〇しなかったら置いてくからね!」や「ママは知らないからね!」という言葉を使い恐怖を植え付けることによって子供は親の言う通りに行動するかもしれませんが、その行動の目的は恐怖から逃れるためであり本当のゴールを達成するためという目的ではありません。
また、「 遅い!早く〇〇しなさい!」や「もうお兄ちゃんなんだから!」という言葉を使うと子供が卑屈になり行動力を失ったり、人の評価が気になり、他人の物差しの中で生きる人間になってしまいます。

上記のような言葉は以下のような言葉に置き換えると良いです。

・なんでやりたくないのかな?
・このままだとどうなると思う?

子供は親の価値観などは理解していないのが当たり前で、いきなり親の立場で会話を進めようとしても子供は理解できないのは当然です。
また、ゴールを意識する姿勢を大切にするために、行動の意味を子供に理解させることも大切です。
そのために、子供が理解した上で考えながら行動してもらうことが大切です。

オススメは子供に疑問系で投げかけてみること。
また、YES or NOで答えられれない質問にすること。
そうすることで子供は自分が考えた上で行動することができ、ゴールを意識する癖をつけることができます。
また子供に対してきつい言葉は使わないため、子供が卑屈になるような事はありません。

子供の行動を指摘する時

子供に怒る

子供の行動を指摘する時、親が使ってはいけない言葉は以下の通りです。

・〇〇は間違っている!
・もっと丁寧に〇〇しなさい!
・こんなくだらないことなんでしたの!
・〇〇君のせいだよ!

これらは子供の良くない行動に対して親が注意したいときによく使う言葉です。
ただし、些細なことであっても子供にとっては一つの挑戦であり、この挑戦をまず否定されてしまうと、子供が一番大切にしなければいけない好奇心や挑戦心を砕いてしまいます。
また、失敗を親が否定してしまうと、本当は失敗から学ぶべきことがたくさんあるのに、失敗はただの恐怖と子供は捉えてしまいます。

上記のような言葉は以下のような言葉に置き換えると良いです。

・〇〇できるようになったね!
・こうすればもっと良くなるんじゃない?

大事なことは、親にとってはくだらないことであっても一旦受け入れることをしましょう。
その後に子供の行動の改善をしてあげるようにしましょう。
子供の行動の改善は、否定的な言葉を含まずなるべく肯定感のある言葉で伝えてあげて下さい。
もしくは親が行動で示し続け子供がそれに気付いたり、真似をしたりするのを待つのも良いです。

子供を励ます時

子供を励ます

子供を励ます時、親が使ってはいけない言葉は以下の通りです。

・がんばれ!
・〇〇君のためだから!
・〇〇あげるから頑張って!

まず、「がんばれ!」はケースバイケースですが、もともと頑張ってる子に対して使う場合は注意が必要です。
もともと頑張っている子がその言葉を聞くと、まだ足りないのかと思わせてしまいやる気が無くなってしまいます。
また、「〇〇君のためだから!」は親の勝手な押し付けです。
子供の気持ちが乗っている状況なら良いですが、そうではないイヤイヤやっている状況でこの言葉を言われても、子供としてはただの押し付けとなってしまいます。
そして、「〇〇あげるから頑張って!」のようにもので子供をつる方法は、本来の行動の目的がものを手に入れるためという目的にすり変わってしまうため良くないです。
結局子供は「〇〇を先にくれないとやらない」という答えをするようになり、ものを貰うために行動するようになってしまいます。

上記のような言葉は以下のような言葉に置き換えると良いです。

・がんばってるね
・今日は〇〇ができたね

ポイントは、子供の良い点を承認すると言うことです。
褒めるでも良いですが褒めすぎるとかえってよくないです。
褒めすぎることにより褒められることが目的となり、人の評価を気にする人になってしまいます。
ですので承認に近い言葉で子供を励ましてあげると言うことが大切です。

親の感情が出るとき

しんどい

ふとした瞬間に親の感情が出てしまう時、使ってはいけない言葉は以下の通りです。

・パパはしんどいわ!
・「なんで」ばかり聞かないで!
・はー、、、(ため息)

上記のような言葉は子供にとってすごい悲しい言葉です。
例えば「パパはしんどいわ!」は子供にとっては僕のせいでパパがしんどくなっていると思い込み心を痛めてしまいます。
また「 「なんで」ばかり聞かないで!」は子供の好奇心を遮る事になり、質問ばっかりしてはいけないんだと子供に思い込ませることになります。
さらに、親のため息は子供にとってショックが大きいです。
子供は親が大好きな存在であり、その親が自分に対してため息をついているとことにすごいショックを受けます。
これを繰り返すと子供は心が押しつぶされそうな気持を味わいます。

上記のような悩みやストレスを抱えた場合は子供にあたるのではなく別の大人に相談するということをしましょう。
他の人に相談し悩みを聞いてもらうだけで人というのはスッキリするものです。
また相談相手に納得する解決策をもらえる可能性もあります。

また、子供に繰り返し質問されて答えれない場合は無理して答えなくて良いのです。
その場合は子供にわからないと言うことを正直に伝え、「良い質問だね」と疑問を持ったことに対して軽く褒めてあげましょう。
また時間があれば答えを一緒に調べてあげれば良いです。

最後に

最後まで読んでいただきありがとうございます。
本日は子供との日常の会話の悪い例と良い具体例としていくつか書かせていただきました。
急にすべての会話を変えるのは無理だと思うので、上記に書いたことをちょっとでも理解して少しずつ言葉を変えていけば、子供も少しずつ良い方向に育つはずです。

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