大麻が秘める大きなビジネスチャンスについて

スポンサーリンク

こんにちは。
アサノパパです。

今回は最近海外で注目されている大麻ビジネスについての記事になります。
日本では大麻は法律上禁止されていますが世界を見ると合法化されている国も多いです。
それらの国々では大麻を中心とした大きな市場が出来上がりつつあります。

スポンサーリンク

大麻の有効性と悪影響

大麻

大麻とは

大麻とは大麻草のうち日本で法律的に規制されている部分の花の穂と葉の部分を指します。
ちなみに穂の部分を乾燥させてタバコ状にしたものを俗に言うマリファナと呼びます。

大麻といえば、マリファナに代表されるようにマイナスのイメージが大きいですが、大麻草全体で見るとそうではなく無駄にする部分がないほど素晴らしいハーブです。
大麻草の用途は2万種類以上あるとされ、例えば、葉は医療用や肥料として、茎はロープや糸、衣服として活用できます。

大麻草の種類と成分

大麻草には数千種類もの様々な品種があります。
代表的なもので言うとサティバ種やインディカ種。
それぞれの種類毎に成分は異なっており、また用途も異なっています。
例えばサティバ種はロープや衣服、油、薬に用いられ、インディカ種は薬に用いられます。

大麻草に含まれる成分としては100種類を超えるほど存在します。
その中でも有名なのがテトラヒドロカンナビノール(THC)とカンナビジオール(CBD)です。
例えば、品種によりTHCが0.1%未満のものもあれば、20%以上も多く含むものもあります。

大麻の注目成分テトラヒドロカンナビノール(THC)とは

THCは以下の作用があります。

・精神活性化
・陶酔作用
・痛みや痙攣
・うつの改善

マリファナで有名な陶酔作用はTHCによるものです。
大麻のTHCはマリファナにより悪いイメージが強くなっていますかが、医療面で見れば、症状を抑制したり、うつを改善したりと良い効果があります。
また、海外ではお酒やタバコと同じような感覚で、大麻はTHCのリラックス効果を得られる嗜好品として親しまれています。

大麻の注目成分カンナビジオール(CBD)とは

CBDは以下の作用があります。

・精神安定化
・炎症抑制
・発作抑制
・免疫系のバランスを整える

ちなみにCBDはマリファナで懸念されている陶酔作用はありません。
そのためCBDは副作用がほとんどなく健康面で様々な効果が得られることにより注目されている成分です。

現在、パーキンソン病やアルツハイマー病、またアレルギーやアトピー等の原因がはっきりしていない病気に対する製剤として注目を浴びています。
また、CBDを含んだオイルが日本にも商品として発売し始められ、医療以外の健康市場にもじわじわと認知が広がっています。
私も実際にCBDオイルを試してみて、その効果を実感することができました。
⇒今話題のCBDオイルを試したら即効性がすごかった【ストレス緩和、睡眠改善、免疫疾患改善】

世界が大麻合法化の流れに

大麻の合法化

大麻に関する規制は1961年に国連によって決められ世界の180カ国以上が条約を締結しています。
この条約の中では大麻は強い毒性があるものとみなされ厳しい規制を受けています。

しかし、1994年にアメリカの国立薬物乱用研究所(NIDA)が中毒性が高いのはアルコール、その後にニコチン(タバコ)、最後に大麻とカフェインという研究成果を発表しました。
毒性で言うと大麻はアルコールやタバコより下で、カフェインと同等と言うことなんです。

この頃から世界が徐々に大麻の健康面への効果を認め徐々に合法化へと進んでいきます。

例えばカナダはタバコやお酒と同様に嗜好品として用いることを合法化しています。
(18歳以上の大人が各州によって認められた大麻を30グラムまで所持して使用できる)
また、中国ではTHC濃度0.3%未満の産業用大麻に関しては合法化しています。

その他、条件付きですが大麻を合法化している国は非常に多くあります。
つまり、1961年に国連によって決められた条約が形骸化されつつあるのです。
この流れを受け、最近、世界保健機関(WHO)が動きだしました。
条約は科学的根拠が曖昧な中で締結されたものであるとされ、再度大麻の成分評価を行い、この条約を見直そうとしています。
世界保健機関(WHO)の大麻の条約の見直しの結論は2020年の12月頃より出されるとされています。
このWHOの条約の見直し結果によって、大麻の合法化がいっそう加速される可能性がありそうです。

大麻のビジネスチャンス

大麻のビジネスチャンス

大麻のビジネスチャンスは多岐に及びます。
以下はビジネスチャンスの例です。

・大麻のオリジナル品種の開発
・大麻の栽培、販売
・大麻成分を含んだオイルの調剤
・大麻成分を含んだ健康食品開発、販売
・医薬品の開発
・吸引器具の開発、販売
・株式投資

上記は一例であり、海外はこの来たるビジネスチャンスを「グリーンラッシュ」と総称しています。
かつてITビジネスの始まりが「シリコンラッシュ」と呼ばれたように、大麻ビジネスもそのインパクトの大きさから同様な名称で呼ばれているのです。
お酒やタバコのような嗜好品でさえ大きな市場であるのに、大麻は嗜好品という枠でなく医療分野や健康分野まで大きく市場を広げることができるので相当大きなビジネスと考えてよいでしょう。

もう既に海外では大麻の成分に関する研究や製品化が進んでおり、そこに名のある投資家が投資をしているという状況です。
ちなみにアメリカの2021年の大麻に関する市場規模は4兆4千億円と予想されています。

日本は大麻ビジネスで遅れている

大麻の製品

日本は大麻の利用は法律により原則禁止されており、またその法律が改正される動きは現在ありません。
世界がこれほど大麻の効果に注目しているのに日本は完全に出遅れています。
基本的に大麻草の茎と種以外は違法な大麻とされ取り扱うことができず、研究すらできないことになりますので日本が大麻市場から取り残されるのも目に見えています。

ただし、上にも書いたWHOの大麻条約の見直し結果次第で日本の基準も見直される可能性があります。
見直されれば、日本の高齢化による医療費問題にも後押しされ、大麻による医療技術や健康技術は猛加速して研究されると予想できるので、そこに大きなビジネスチャンスができます。
投資される方はこの分野に注目すると良いです。

また、日本の基準が改正されなかったとしても大麻草の茎と種に関しては合法とされています。
例えば、最近CBDオイルが日本でも手に入るようになりましたが、これは大麻草の茎と種子のみから抽出されたCBDで作られ、かつTHCを含まない製品です。
茎と種に限定すれば日本でも大麻草ビジネスは可能であるということです。

最後に

最後まで読んでいただきありがとうございます。
今回は海外では既に始まっている大規模ビジネスの大麻について書かせていただきました。
医療費問題や予防医療が日本でよく言われていますが、日本でも大麻合法化された場合、爆発的に市場は拡大すると思います。
気になった方は今後動向を注目しておきましょう。

コメント