ビジネスにおいて語彙力を高めるための正しい言葉の使い方18選

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こんにちは。
アサノパパです。

ビジネスをする上で欠かせない人とのコミュニケーション。
発する言葉一つ一つでその人の印象が変わってきます。
教養がある人に対して間違った言葉の使い方を連発してしまうと、自身の印象を悪くしてしまう可能性があります。
しかし正しい言葉の使い方で話していると、あなたは教養がある人だと認識してもらえるはずです。
今回は、ビジネスにおいてよく間違えられやすい言葉の使い方をいくつか紹介したいと思います。

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言葉を正しく使って語彙力を高める

仕事

よくボキャブラリーが豊富だとか語彙力が高いとかいうように人を褒めることがあります。
これらは使う言葉の種類が多かったり、表現力豊かに様々な言葉を使っていたりする場合に使われます。
確かに、使う言葉の種類の豊富さも語彙力の高さの1つの指標ですが、ビジネスにおいてはもっと大切な大前提の指標があります。
それは「正しい言葉を使っているか」という指標です。

ビジネスにおいては、教養のある目上の方を相手にコミニケーションを取ったり、インターネットを通じて全世界の人に自身の言葉を発信したりします。
その時に重要になってくるのは、言葉を正しく使っているかということです。
普段の会話で何気なく使っている言葉であれば多少の間違いくらいは許されますが、公的な場で使う言葉が間違っているとその人の信用が落ちてしまいます。

例えば広告の文章を読んでいる人に言葉の使い方が間違っていると気づかれた場合、広告自体の信用が下がってしまい、それが理由で商品に興味を持ってもらえないかもしれません。

ですので、ビジネスにおいて言葉の正しい使い方を学習することが大切です。
ただし、使う言葉の数は多く、すべての正しい使い方を知る事は無理があります。
そこで、今回の記事ではビジネスにおいてよく使い、また間違いやすい言葉の使い方を厳選して、正しい使い方を紹介します。

間違いやすい言葉と正しい使い方

仕事

以下にビジネスにおいて間違いやすい言葉とその正しい使い方を紹介します。
よく皆さんが間違えやすいものをピックアップしました。
ぜひ覚えるようにしましょう。

(誤)おっしゃられました → (正)おっしゃいました
(誤)佐藤部長様 → (正)佐藤部長
(誤)上司にお伝えします → (正)上司に申し伝えます
(誤)部下から伺っております → (正)部下から聞いております
(誤)佐藤は休みをいただいております → (正)佐藤は休みを取っております
(誤)佐藤様でございますね → (正)佐藤様でいらっしゃいますね
(誤)わたし的にはこれがオススメです → (正)私としてはこれがオススメです
(誤)部長、ご苦労様でした → (正)部長、お疲れ様でした
(誤)本社までの経路をご教授ください → (正)本社までの経路をご教示ください
(誤)あらかじめ予約します → (正)予約します
(誤)過半数を超える → (正)過半数になる
(誤)互いに交換しましょう → (正)交換しましょう
(誤)1番最初に → (正)最初に
(誤)いまだ未定 → (正)未定
(誤)今現在 → (正)現在
(誤)うる覚えではございますが → (正)うろ覚えではございますが
(誤)目覚めが悪い → (正)寝覚めが悪い
(誤)明るみになる → (正)明るみに出る

(誤)おっしゃられました → (正)おっしゃいました

おっしゃられましたの「おっしゃる」だけで敬語になっているので、「られました」の敬語は不要です。
基本的に二重で敬語を使う事はNGです。

(誤)佐藤部長様 → (正)佐藤部長

「部長」の役職名自体が敬称であるため、「様」をつけると二重敬語になってしまいます。

(誤)上司にお伝えします → (正)上司に申し伝えます

「上司にお伝えします」という言い方だと自社の上司を高めていることになります。
正しくは自社の上司をへりくだった言い方である「申し伝えます」が正解です。

(誤)部下から伺っております → (正)部下から聞いております

「部下から伺っております」の言葉は、「伺う」は「聞く」の謙譲語であり、自分を低くし部下を高めることになります。
正解は普通に「聞いております」で良いです。

(誤)佐藤は休みをいただいております → (正)佐藤は休みを取っております

この場合の「いただく」は電話相手ではなく会社に対してへりくだっている言い方になり、変です。
普通に「取っております」で良いです。

(誤)佐藤様でございますね → (正)佐藤様でいらっしゃいますね

「ございます」は謙譲語に捉えられる可能性があります。
そのため、「いらっしゃいますね」を使い方がベターです。

(誤)わたし的にはこれがオススメです → (正)私としてはこれがオススメです

「わたし的」や「自分的」は自分の意見をはっきりと伝えつつ曖昧に逃げている感じが受け取れます。
しっかりと相手に意見を伝える場合は「的」は使わないようにしましょう。

(誤)部長、ご苦労様でした → (正)部長、お疲れ様でした

「ご苦労様でした」は上司が部下をねぎらう言葉です。
目上の人に使う場合はふさわしくなく、「お疲れ様でした」が正解です。

(誤)本社までの経路をご教授ください → (正)本社までの経路をご教示ください

「ご教授」は知識や学問などを長い期間かけて教えてもらうときに使う言葉です。
一方、「ご教示」は簡単な内容を短時間で教えてもらうときに使う言葉です。
この例でいくと「ご教示」が正解です。
ビジネスで使うのは大半が「ご教示」になるのではないでしょうか。

(誤)あらかじめ予約します → (正)予約します

「予約」の「予」にあらかじめの意味が入っていますので、二重表現になってしまいます。

(誤)過半数を超える → (正)過半数になる

これも二重表記です。
「過半数」の「過」に超えるの意味が入っています。

(誤)互いに交換しましょう → (正)交換しましょう

これも二重表記です。
「交換」自体が互いに換えることの意味になります。

(誤)1番最初に → (正)最初に

これも二重表記です。
「最初」は1番初めであることです。

(誤)いまだ未定 → (正)未定

これも二重表記です。
「未定」はいまだ定まっていないと言う意味です。

(誤)今現在 → (正)現在

これも二重表記です。
「今」と「現在」は同等の意味です。

(誤)うる覚えではございますが → (正)うろ覚えではございますが

「うる覚え」と言う言葉は実は正しくはなく、正解は「うろ覚え」です。

(誤)目覚めが悪い → (正)寝覚めが悪い

「目覚めが悪い」は伝えたい意味合いが違ってきます。
眠りから覚めたときの調子が悪いことを伝えたい場合は、「寝覚めが悪い」が正解です。

(誤)明るみになる → (正)明るみに出る

「明るみになる」という言葉は実は正しくはなく、「明るみに出る」が正しい使い方です。

最後に

最後まで読んでいただきありがとうございます。
今回は、ビジネスで必要とされる正しい言葉の使い方を紹介しました。
色々と紹介はしましたが私自身も間違った言葉の使い方をすることは多々あります。
扱う文章がより公的なものほど、調べながら言葉を正確に使うようにしています。
ですが普段のビジネスから正しい使い方に慣れておけば、いざという時も正しい言葉の使い方で対応が可能です。
徐々にで良いので、言葉の正しい使い方を知り普段から慣れるようにしましょう。

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