子供を怒ってしつけると、怒られないとやらない子供に育ってしまう

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こんにちは。
アサノパパです。

以前の子育ての記事で、怒らないことの大切さを書きました。

今回は子供を怒らない叱らないことについてさらに深堀りしていきたいと思います。

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子供を叱ることがダメな理由

泣く子供

子供を叱ることがダメな理由は以下の通りです。

・叱らなければやらなくなる
・叱られないようにするために行動するようになり、本来の目的を考えれなくなる
・叱られたときの行為が嫌いになる
・叱られ続けると叱られるのに慣れてしまう

どうでしょうか?
なるほどと思うことが多いと思います。
子供が問題を起こしそれを正そうとしたときに、親としては叱ることが一番身近な方法であり、初めは即効性もあります。
ただし、長い目で子供への影響を見ると、子育てには良くありません。

子供に叱らない代わりに何をするのか

子供に質問する親

親は子供を叱らない代わりに、子供にどこが悪かったのかを質問すれば良いです。
だいたいの流れは以下の通りです。

1. 子供に何が悪かったのか聞いてみる。
2. そのあとどうすればよいか聞いてみる。難しければどう考えればよいか誘導する。
3. 正しい行動を取れれば承認する。

順を追って解説します。
まずは叱る代わりに子供に「なんでこうなったのかな?」と何が悪かったのか聞いてみます。
次に、問題に対してどうすればよいかを聞いてみます。
もし答えが難しければ親が誘導しますが、このときの注意として、すぐに答えを言わないことです。
大事なのは考え方ですので、どう考えれば親が欲しい答えに辿り着くかが伝わるようにしましょう。
最後に正しい行動を取れれば承認です。
承認は「褒める」こととは違います。
「ありがとう」とか「そうだね」など承認の気持ちを伝える言葉を選びましょう。

子供の怒り方で気を付けること

親に怒られる子供

ただし、現実は全く怒らないという訳にはいかず、時間に追われ忍耐が持たず結局は怒ってしまいます。
子供を怒る際には以下のことを気を付けてほしいです。

・比較して怒らない
・一度怒ったらリセットし、何度もごちゃごちゃ怒らない
・感情的になり曖昧な言葉で怒らない(具体的な言葉で何が悪かったのか判るように伝える)

これも一つ一つ解析していきます。
まず「比較して怒らない」の理由は、比較すると子供は常に比較する癖を持つからです。
子供に「○○くんはできて、あなたは何でできないの!」と怒ってばかりいたら、子供としては他の子に合わせたり超えるために頑張るようになってしまい、本当に大切なことを見失ったり、”自分”を確立できなくなってしまいます。

次に「一度怒ったらリセットし、何度もごちゃごちゃ怒らない」ですが、これは子供のメンタルを守るためです。
親の怒りを鎮めるために怒るのではなく、子供に問題を理解させるために怒るのです。
そうであるならば、ごちゃごちゃ怒る必要はなく、一度怒って問題を伝えることができればそれでよいのです。

最後に「感情的になり曖昧な言葉で怒らない」ですが、これは子供に正しく問題を理解させるためです。
一人一人言葉のとらえ方は違っており、特に日本語に慣れていない子供においてはその違いは著しいです。
感情に負けて言葉が抽象的になってしまうと、何が悪かったのか子供は理解することができず、ただ親の怒りをぶつけただけという最悪なパターンになってしまいます。

なるべく子供を怒らないようにするコツ

絵本を読む親

なるべく子供を怒らないようにするコツとしては、「自分の中で怒る基準をもっておく」ということです。

基準がないと感情に負けたりその時の気分で怒りやすくなってしまいます。
怒る際の基準を自分の中にもっておくと、怒りそうなときにその基準に立ち返ることができ、一度自分をセーブする間を持つことができます。

例えば、私の怒る基準としては「正当な理由なく人をいじめたとき・殴ったとき・危険を加えようとしたとき」です。
人として許せない基準が皆さんにもあると思います。
その中でを子供に充てはめれる基準があればそれを怒る基準にすれば良いのです。

最後に

最後まで読んでいただきありがとうございます。
今回は怒るということに焦点を当てて記事にしました。
色々と書きましたが、完全に怒らないは無理です。
徐々にで良いので怒り方を改善し、怒る回数を減らそうとすれば、長い目で見ると子供も怒ることは少なくなり、育ちも良くなり家庭も幸せになります。
是非皆さん実践してみてください。

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