こんにちは。
アサノパパです。
今回は仕事のサイクルについてです。
皆さんはPDCAという仕事のサイクルはご存じでしょうか?
色々な企業が基礎研修として取り入れているので割と認知されていると思います。
今回はこれからの働き方において、本当にPDCAサイクルを回すことが本当に良いことなのかを解説したいと思います。
PDCAサイクルの概要とそのデメリット
PDCAとは”Plan:計画” ⇒ ”Do:実行” ⇒ ”Check:検証” ⇒ ”Action:改善”を順に実施していく仕事のサイクルです。
つまり、仕事の各タスクにおいて
計画を立てて(P)、
計画通りに実行し(D)、
結果を検証し(C)、
次の行動に向けて改善案を練る(A)
という流れを守り仕事を行うことで、仕事が最適に回るというものです。
特に日本の企業においてはPDCAのうちPを重要視している傾向にあります。
色々な情報を調べ整理し計画を緻密に練て、さらには上司や他部署の承認を取ります。
こうすることで、仕事の抜け漏れ・順番、また各仕事にかけれる労力を整理することができ、リスクを抑えて仕事を実行することができます。
ただし、これには弊害があります。
それは、計画を立てることに時間がかかっており、実行に移すまでが遅いということです。
計画と言えど、上に書いた通り情報の整理⇒計画を緻密に立てる⇒上司の承認⇒他部署の承認という作業はかなりの時間がかかります。
これからの時代はPDCAではダメ
これからの社会はPDCAは適しません。
その理由はこれからの変化の激しい社会において、計画を緻密に練っていては出遅れてしまうからです。
このブログで何度も出てきていますが、「5G」や「グローバル化」により日本は急速に変わろうとしています。
5Gによりインターネット社会がこれまで以上に発展し、グローバル化により海外の製品や文化が日本にますます浸透してきます。
これらの技術革新スピードはこれまで経験したスピードよりも全然速く、今知った知識や技術はちょっと時が経つとすぐ古くなってしまいます。
これまで私たちが知っていた知識や技術を駆使して長い時間をかけて開発し製品を提供する頃には、海外の進んだ知識や技術を駆使した新しい製品が既に世に提供されているのです。
これからの変化の激しい社会を生き残るためにはスピードが重要になります。
PDCAはPに時間がかかると言いました。
Pを緻密に作っている最中に、世界は進み状況が変わって、出遅れてしまいます。
これまでの日本はこれから起きようとするほどの変化は無かったため、PDCAが適していたと言えます。
しかしこれからの変化の激しい社会においては、PDCAを回していると出遅れたり市場の制度が変わっていたりというリスクがあります。
PDCAではなくDCAひたすら回そう
これからの時代はスピードを上げるために、PDCAはやめてDCAを回しましょう。
「Do First」です。
Pを省き、まず実行することが大切です。
PはDoをしながら裏で臨機応変に考えればよいのです。
まず行動して先手を打つということを意識しましょう。
計画をしっかり練らない分、失敗はもちろんしやすくなります。
ですが、これからの社会色々な情報を得やすく、また色々な下請けや製品があるので、新規事業の参入障壁は低くリスクを抑えれるはずです。
そんなに緻密な計画しなくても、すぐに実行に移せれるはずであり、リスクも小さいんです。
また、計画を無くし実行を繰り返し行うことで、市場の状況を把握しやすく柔軟に対応できるようになれます。
リスクに早く気付いたり、軌道修正が都度行えます。
中国の企業は日本の企業に比べたら製品やサービスの提供スピードが全然違いますよね。
このスピードある開発が中国企業のすごみであり、これからの時代に合った開発であります。
中国の企業はPDCAなんてきっちり回していません。
まず実施してみるということを重んじているんです。
最後に
今回はこれからの時代の仕事サイクルについて話をしました。
企業目線の書き方になってしまいましたが、個人事業も同じです。
というか個人事業こそDCAを意識する必要があると思います。
個人事業こそスピード感のあるライバルは山のようにいるので、その人たちに負けないように自身もスピード感を上げる必要があります。
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