プライドが高い人の弊害と素直な心へのリセット方法

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こんにちは。
アサノパパです。

このブログでは、これからの時代は変動が激しく、時代の先に合わせて柔軟に対応していかないといけない時代であることを反してきました。
その中で、これまでの大企業で勤めてきたプライドを捨てきれずに、新しい発想や変化を柔軟に取り入れられない人が多く感じます。
今回はプライドを捨てる大切さについて話したいと思います。

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根拠のないプライドは頑固な自分を作る

仕事

今までの企業で経験してきた自負や、学生時代は有名大学を卒業してきたというような、これからの時代で役に立たないプライドはすぐに捨てるべきです。
このような役に立たないプライドは、新しい環境での知識吸収や努力を阻害してしまいます。

上にも書いた通り、これからの時代は第4次産業革命と言われているように、AIや5Gなどの技術の進歩が私たちの生活を目まぐるしく変化させていきます。
その中で、これまで培ってきた経験や得た知識は新しいビジネスのフィールドでは全く役に立たないなんてこともあり得ます。

現に、終身雇用の崩壊が始まろうとして、数々の大企業はスリム化を図ろうとしています。
また、これまで新卒で企業に入社する人がほとんどだったものが、中途採用で企業入社する人が多くを占めるようになります。
これによって学歴はあてにならなくなり、今の二流大学のレベルで一流大学に入れるようになります。

このような変化の中で「今まで大手企業でものづくりを専門的に取り組んできたから、残りの人生は職に困ることはない」という時代に沿っていない自負を持っていると、新たな変化に適応するための努力を忘れ、時代に取り残されてしまいます。
また、「私は慶応大学を卒業したのだ」というプライドを持ち、あらゆる経験や知識をシャットダウンしてしまっては、色々な人のアドバイスを否定してしまい時代の波に取り残されてしまいます。
このような人は今までの経験の中で作られた「否定されたくない」や「自分の方が頭いいはず」というプライドが邪魔し、新鮮な気持ちで一生懸命頑張るという姿勢を持てなくなっているのです。

心をくじかれる失敗をして自分をリセットする

仕事

根拠のないプライドをリセットする良い方法があります。
それは自分の無力さを知ることです。
自分の無力さを知るためにはいちど大きな挫折を味わうことが近道です。

つまりは、経験は何でもいいので一度大きなチャレンジをすることが大切です。
「言い訳をせずに一生懸命やる」という意識を持って、チャレンジする決心をするのです。

上記に書いたようなプライドが高い人は、心の持ちようを強制的にリセットをしなければ、プライドが邪魔して一生懸命チャレンジするということができなくなってしまいます。
一生懸命な人はダサいという気持ちは封印して、何でもいいので一生懸命チャレンジする決心を持つことです。

アメリカの組織の中には、新規の労働者に自己否定をさせるという教育プログラムが盛り込まれている組織もあります。
プライドをいち早くリセットして、心の生まれ変わりを行い吸収力を高めるという狙いでの教育ですが、こういった教育もこれからの時代は必要になってくるかもしれません。

企業にぶら下がってばかりいる社員は本気の失敗をしないまま、中途半端なプライドを持ったまま40代になってしまう人が多いです。
そのような人は、人生の修正の効かないタイミングで挫折を味わい、心が折れてしまいます。
そうではなくて早いうちに挫折を味わい心をリセットすることで、人生の修正も効きますし、これからの時代に柔軟に対応できる姿勢が身に付きます。

最後に

最後まで読んで頂きありがとうございます。
今回は不要なプライドをリセットすることの大切さを記載しました。
プライドは人を成長させることを阻害する要因です。
ある程度の自尊心は必要ですが、それが行き過ぎて根拠のないプライドが自身の成長を邪魔をしないようにしなければいけません。

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