仕事をうまくこなすための怒りや感情の上手なコントロール方法

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こんにちは。
アサノパパです。

皆さんは仕事でいろいろな人間関係に疲れストレスを抱えていると思います。
他人の言動に振り回され嫌な気持ちを引きずり、自分が本来やるべきことに集中しきれなくなるなんてことはありませんか?
今回は嫌な感情をうまく打ち消す方法を紹介したいと思います。

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仕事の悩みは99%が対人関係の悩み

悩み

アドラー心理学でも言われていますが、人の悩みはすべて対人関係から生じる悩みです。

例えば、「この成果で何て報告すればいいんだ」や「どんだけがんばっても納期に間に合わない」といった悩みはすべて対人関係からくる悩みです。
前者で言うと、単純に得た成果を報告する相手に叱責されるのが怖いから悩んでるという「怒られるのが怖い」ということが悩みになります。
また後者で言うと、納期を守らないことによって納期を約束した相手や上司の評価が下がるという「他人の評価が落ちる」と言うことが悩みになります。

例は2つ挙げましたが、それ以外の仕事上における悩みの根幹はすべて対人関係から来るものです。
考えてみて下さい。
もし悩みの関係する1番の大元の人がいなくなったり親友に置き換わったりしたときに、悩みが解決する事は想像できると思います。
上の2つ上を例にしても、報告する相手が自分が1番心を許している友人に起き変わったり、納期を約束した人が友人を介して依頼してきた面識もない人だった場合、悩みの程度もがくっと落ちると思います。

ただし、このような人が置き換わる話はもちろん夢物語であり、仕事において対人関係は避けられないものです。
人間環境で生きている以上、人同士でコミニケーションをとりながら労働し対価を得る活動は避けられないものであります。
対人関係を減らすことができないのであれば、対人関係における自身の受け取り方を変えていくしかありません。

一番の解決方法は承認欲求を捨てること

仕事

これもアドラー心理学で言われている事ですが、対人関係で悩みを持たないための1番良い方法は、「承認欲求」を捨てることです。

承認欲求とは「他人に認めてもらう欲望」のことです。
他人に嫌われたくないという感情から他人の言動に振り回され悩んでしまう。
他人の指示に応えるために、日曜日も楽しみにしていた予定を潰し出勤する。
これらは他人に認めてもらうために生じた感情の結果です。
仕事と言えど、すべての成果は何かしらの人が絡んでいます。
誰かが出した指示だったり、誰かの承認を得るための作業だったり、また誰かがためになる仕事だったり。
このようにすべての成果の依頼元は誰かが要求しているものばかりです。

これらの仕事全てにおいて自分が100%納得し意欲的に進められるものであれば良いですが、実際は「なんでこんなことやらないといけないんだ」だったり「あの人がやればいいやん」といった納得いかない感情のままズルズルと仕事を進めるといったことが大半だと思います。
そういった中途半端な感情のまま仕事を進める中で、次第にストレスが溜まったり、怒りが溜まって他者にぶつけてしまったりと弊害が出てしまいます。

そんな中途半端な感情のままなぜ仕事を続ける必要があるのかと考えると、それは承認欲求があるからです。
誰かに認めてもらわないといけないといった小さい頃から身に付いた慣習が、その人を不自由ながらも仕事を続けさせているのです。
その結果、悩みや怒りの感情を抱くようになります。

これを解決する方法としては、承認欲求を捨てれば良いと言うことになります。
理論的には、他人の評価を気にしないことで他人に振り回されることがなくなるので、悩みや怒りが減らす事は理解できます。
また本当に自分のやりたいことや考えを押し通すことができるので自由に行動でき、負の感情を持つこともなくなることもわかります。

ですが実際考えてみると、承認欲求を捨てるという事は難しいことです。
現代社会は承認欲求のしがらみだらけであり、誰かの指示を無視して仕事をするなんて事はなかなかできません。

嫌な感情を上手に打ち消す方法

瞑想

承認欲求を捨てることが難しいのであれば、自身の受け取り方を変えれば良いのです。
何か嫌なことがあっても一瞬で自分の感情をコントロールすれば良いです。
以下にオススメの感情コントロールの方法を紹介します。

・ゴールに集中する
・解決できる問題だけ考える

ゴールに集中する

以前の記事に書きました通り、ゴールに関係のない不要な感情は捨て、ゴールに集中すると言う姿勢は大切です。

ゴールに関係ない余計な感情は脳を疲れさせたりストレスをためるだけです。
仕事をしながら「あの人にこう言われると嫌だな」や「あの人どう思っているのだろう」といった感情が湧き上がってくるのも多々あると思います。
こういった余計な感情はある程度はしょうがないものですが、多すぎると脳を疲れさせてしまいストレスにつながってしまいます。

極論を言うと、こういった余計な感情を発生させずゴールのみに集中して仕事を進めることで、悩みや怒りは一切生じずに楽な感情で仕事を進めることができます。
ただし、完全に余計な感情を消す事は無理なので、少しでも余計な感情を打ち消す意識付けが大切となります。
余計な感情を起こさない意識を持ち、余計な感情が起こったら我に帰って今のゴールに向かった作業に意識を戻すようにすることが大切です。

また余計な感情を起こさないようにするトレーニング方法もあります。
集中力を高めるためのトレーニング方法として有名ですが、「マインドフルネス」と言うトレーニング方法があります。
マインドフルネスについては以前の記事で紹介していますのでそちらを参照してください。

解決できる問題だけ考える

2つ目に大切な事は解決できる問題だけを考えるという意識を持つことです。

自身で解決できない問題を考えても、疲労するだけです。
今自身が考えている問題が「解決できるものかどうか」ということを常に考えるようにしましょう。
そして自身で解決できない事は考えないようにするのです。

アドラー心理学でも同じようなことが言われています。
「課題の分離」と言うものですが、対人関係において自身の課題と相手の課題を分離し、相手の課題には介入しないようにするということがアドラー心理学でも言われております。

例えば、上司に「仕事が遅い」と言われたとします。
ここで、通常であれば上司に嫌われたと悩むかもしれませんが、一旦アドラー心理学に基づき、自身の課題と上司の課題について分離して考えてみます。
自身の課題は仕事が遅いと言われたことについて自信の仕事の効率を向上させること。
上司の課題はあなたを嫌うか嫌わないかを決めること。
自身の仕事の効率は自身の頑張りでどうにでもなりますが、一方上司の嫌う嫌わないは正直あなたの頑張りではどうにもなりません。
あなたの頑張りでどうにもならないことを頑張ろうとしても疲れてしまうだけです。
課題を分離した結果、あなたの課題である仕事の効率化だけを頑張るように意識すれば、自身のために仕事に集中でき、悩みも大きく減ります。

最後に

最後まで読んでいただいてありがとうございました。
本日は仕事における感情のコントロール方法について説明しました。
上に書いた通り、現代社会、特に日本は対人関係のしがらみで成り立っています。
この対人関係に悩んでいる場合の良い解決方法は、このしがらみは完全に消すことは不可能なので、手っ取り早い事は自身の感情コントロールの方法を身に付けることです。
まずは、日常の行動にマインドフルネスの要素を取り入れ過ごしてみることをお勧めします。
マインドフルネスは大企業の研修でも取り入れられている素晴らしいトレーニング方法です。
詳細は以前の記事を参照してください。

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