牛乳で調子が悪くなる人は栄養満点なキャメルミルクがオススメ【カゼインフリー】

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こんにちは。
アサノパパです。

今回は、スーパーフードとして様々な健康効果が期待できる食品の1つと認められているキャメルミルクについて紹介します。
私は、アトピー性皮膚炎を患ってから、通常の牛乳製品に含まれるカゼインの摂取をできるだけ減らそうと思い、キャメルミルクを積極的に摂取していたことがあります。
キャメルミルクは、カゼインを含まないだけでなく様々な健康効果が見込めるのでオススメです。

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牛乳製品に含まれるカゼインが腸の粘膜を破壊する

乳製品にはカゼインというタンパク質が含まれています。
このカゼインにアレルギー反応を示す人が多く存在し、腸の粘膜が破壊され様々な健康被害を受ける可能性があります。

カゼインは、牛乳に含まれるタンパク質のほとんどを占めます。
加工食品への用途としては、とろみをつけるための増粘剤としてだったり、タンパク質補助のために多くの食品に加えられています。
割と私たちが日常口にする食品に多く含まれているのがカゼインです。

カゼインは上記の通り、増粘剤として使われる性質を持っており、固まりやすかったり粘り気が強かったりします。
乳製品を食べて腸にカゼインが到達すると、腸はカゼインを消化しようとしますが、粘り気が強く消化不良に陥ることが多いです。

カゼインが腸に残ると、人によっては体が異物と判断してアレルギー反応を示すことがあります。
そうなると腸の粘膜を破壊してしまい、腸から様々な腐敗物が血液を通して体全体に流出します。
皮膚から腐敗物が排出されるとアトピー性皮膚炎などの皮膚の病気、気管支などから排出された場合は喘息などの症状を発症します。

このような腸の粘膜が破壊され様々な不調を引き起こす病気は、「リーキーガット症候群」と呼ばれています。
リーキーガット症候群を引き起こすのは特定の食品に含まれる成分であり、その代表格として以前に当ブログで紹介した小麦に含まれるグルテンや今回紹介するカゼインになります。

参考⇒オートミールからつくるパンやクッキーがグルテンフリーで栄養価が高くオススメ

カゼインフリーで栄養満点なキャメルミルクがオススメ

カゼインの摂取を断とうと考えていても、私たちが食べるものにはかなり多くの乳製品が含まれているため、乳製品を完全に断つというのは難しいと思います。
牛乳には多くのカルシウムを含むなど有益である面もあるので、完全に断つというのは別の弊害が生まれる可能性も否定できません。

そこでオススメなのが、キャメルミルクというラクダからとれたミルクです。
元々、キャラメルミルクは中東の砂漠地帯で多く飲まれていたものでしたが、最近はアメリカなどでもスーパーフードとして認められ流通が増えています。

キャメルミルクには牛乳に含まれているようなカゼインが含まれていません。
キャメルミルクにもカゼインは含まれていますが牛乳とは違う種類のカゼインです。
キャメルミルクはA2βカゼイン、牛乳はA1βカゼインが含まれています。
両者とも似たような名前ですが、腸へ悪影響があるのは牛乳のA1βカゼインに限られています。
キャラメルミルクのA2βカゼインは、アレルギー反応示さず摂取しても問題ないと言われています。

さらにキャメルミルクには牛乳以上の様々な栄養素が含まれています。
まず牛乳の代名詞と言えるカルシウム。
キャメルミルクのカルシウムは牛乳の1.3倍ほどと言われており、かなりのカルシウム量が期待できます。
カルシウム以外のミネラルも豊富で鉄分、マグネシウム、カリウムなどのミネラルも牛乳よりも多いです。
他にもビタミンCが牛乳の3倍含まれている、カロリーも牛乳の70%ほどであり低カロリーである、などの優れた面もあります。

味は、私が飲んでいた粉末タイプのキャメルミルクは牛乳を薄めて塩っぽくした感じ。
他の方がドバイでキャラメルミルクを実際に飲んだ口コミでは「まずい」と書かれていましたが、私が飲んだものはそこまでまずいとは感じませんでした。
確かにそれまで飲んでいた牛乳よりは味は劣りますが、まずいと感じるほどではないです。

最後に

最後まで読んでいただきありがとうございます。
今回は、カゼインフリーで栄養満点なキャメルミルクについて紹介しました。
キャメルミルクの難点は、価格が高価であること。
ラクダ自体が日本ではあまりいなく、キャメルミルクの流通もかなり少ないので、価格は高くなってしまいます。
カゼインフリーの人が乳製品が恋しくなったときにたまにキャメルミルクを使った食べ物を食べる程度が良いと思います。

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