腹式呼吸を鍛えるグッズが有能だった【浅い呼吸に悩む人や喘息の人向け】

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こんにちは。
アサノパパです。

以前の記事で深い呼吸の大切さを説明しました。

⇒慢性的な不調や疲れやすさを自然と治すための肋骨呼吸法について

最近ではテレワークが多くの企業で取り入れられ、デスクワークの割合が多くなっています。
デスクワークばかりすると呼吸は浅くなる傾向です。
下手したら無呼吸睡眠みたいに呼吸が止まっている時間ができてしまいます。
そうなると様々な不調を招くかもしれません。
今回は呼吸を深くするための筋力を養う良いグッズを紹介します。

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呼吸が浅くなる理由

呼吸

現代人は呼吸が浅い傾向にあります。
その理由は大きく分けると以下の2つ。

・呼吸に関する筋力や骨格が弱っていたり歪んでいる
・ストレス社会により自律神経が乱れる

呼吸に関する筋力や骨格が弱っていたり歪んでいる

呼吸に関する筋肉が弱っていると、深い複式呼吸が出来なくなります。
呼吸に関する筋肉は様々ありますが、1番大切なのは横隔膜の筋肉です。

呼吸を行うためには肺に空気を取り入れたり肺から空気を押し出したりしなければいけません。
それを行うためには胸郭を広げたり狭めたりする必要がありますが、その胸郭を上手に動かすためには横隔膜の動きが重要になります。

横隔膜を下に動かすと胸郭が広がり肺が空気を吸います。
一方、横隔膜を上に動かすと胸郭が狭まり肺が空気を押し出します。

この一連の動きは横隔膜周りの筋肉が柔軟でないときれいにできません。
普段から浅い呼吸の方は、横隔膜周りの筋肉が弱っていたり硬直していたりします。
そうなると意図的に呼吸をしようとしても肺がうまく圧縮できないので、深い呼吸がなかなかできません。

また、骨格の歪みでも呼吸は浅くなります。
猫背で骨格が歪んでいたりすると、上記と同様の原理で横隔膜をうまく上下できなくなります。
体が曲がって、横隔膜周りに負担がかかっているため、正常な横隔膜運動がしにくいのです。
さらに骨格異常は血流や酸素の循環に関しても異常をきたします。
たとえ肺が正常な動きをできたとしても、取り入れた酸素が循環できなくなる可能性があります。

ストレス社会により自律神経が乱れる

ストレスは自律神経を乱します。
自律神経を乱すと呼吸が浅くなります。

ストレスを感じると、まず交感神経が優位になります。
ストレスによりリラックスした状態を保てなくなり自律神経が交感神経優位側に偏ります。
そうなると呼吸としては、吸う力が優位になり吐く力が疎かになります。

質の良い呼吸というものは、吐くことをしっかり行うことを前提にします。
しっかり吐いて肺の中の空気をなくしたら、自然と肺の中に空気を取り込むように吸い込みます。
吐くことをしっかりやったら自然と吸うこともしっかり行われるのです。

さらにストレスを感じて自律神経が乱れると体の内臓の働きが悪くなったり、血流が悪くなります。
血流が悪くなると呼吸筋が硬くなってしまい、深い呼吸を行いにくくなります。
よく緊張すると声が出なくなる方がいらっしゃいますが、自律神経が乱れ、吐く意識が薄くなり呼吸筋が硬直するために起こる現象です。

呼吸の浅さによる弊害

呼吸が浅くなったり一時的に止まったりすると様々な弊害をもたらします。

・疲れやすい
・集中力に欠ける
・記憶力がなくなる
・自律神経が乱れる
・不眠
・頭痛

一番多くの方が感じるのは疲れやすいという症状ではないでしょうか。
呼吸が浅くなると酸欠状態と同じで脳に酸素が回らなくなります。
すると脳の細胞の活性が弱まりすぐに疲れやすくなります。
さらに、慢性的に呼吸が浅くなり脳の働きが悪くなると、集中力に欠けたり記憶力がなくなったりします。

また、自律神経が乱れると呼吸が浅くなると書きましたが、逆に呼吸が浅くなっても自律神経が乱れます。
呼吸が浅くなると、深く息を吐きなくなりリラックスできなくなります。
すると副交感神経があまり優位になりません。
さらには呼吸が浅くなることが慢性化すうると、不眠や頭痛などの症状をもたらします。

呼吸筋を鍛えるグッズが有能だった

私は呼吸が浅いことが自分でわかっていたため、呼吸筋を鍛え呼吸を深くすることを心がけてきました。
その中で、購入した呼吸筋を鍛えるグッズが有能でしたので今回紹介します。

購入したのは以下の商品。

結構値段的に手頃な商品です。
ちなみに他の呼吸筋を鍛えるグッズとしてパワーブリーズという商品があります。
パワーブリーズの方が高価なかわりに有名人も使っているという情報があったため良さそうでしたが、最初はお試しで安い商品を買って気に入らなかったらパワーブリーズを買おうと思い、まずは格安の商品を買うことにしました。
しかし、格安商品の方に結構な効果を感じたので、結局今でもこの商品を使用し続けています。

使用した感想としては、しばらく使用すると平常時の呼吸が楽になりました。
呼吸するときにお腹周りの圧縮運動がしっかりできるようになっています。
今まではいくら腹式呼吸を頑張ろうとしても、動かなかった肋骨周りの筋肉が、今では膨張したり収縮したりという運動がしっかりできていることを感じることができます。

さらに、声が安定するようになりました。
以前は疲労が溜まったり、緊張したりすると、呼吸が浅くなり、こもったような声になりがちでしたが、今ではそのようなことがなくなり声が安定するようになりました。

この商品の使用方法は、商品をマウスピースのように加え、背筋を伸ばして深く5分間呼吸し続けるだけです。
呼吸の負荷は3段階で変えることができ、自身の呼吸筋レベルに合わせることができます。
最初は、5分間続けることが割としんどかったですが、毎日トレーニングを続けていれば次第に慣れてきます。

最近では、テレワークしながら商品を口にくわえて、仕事をこなしながら呼吸のトレーニングもしています。
デスクワークに集中しすぎると呼吸が止まる癖がありますが、デスクワーク中に呼吸のトレーニングをすることで、呼吸が止まる癖もなくなるのではないかと思い実践しています。

この商品の難点を挙げるとすると、使う際にピューっと音が出ることです。
この商品の先端に3つの穴が開いていますが、リコーダーと同じ原理で空気が通る際に音が出ます。
そのため、この商品を使用する場合は迷惑がかからないように、自宅やテレワーク中など使用する場面は限られてきます。

最後に

最後まで読んでいただきありがとうございます。
今回は呼吸が浅い方が改善するために呼吸筋を鍛える良いグッズを紹介しました。
このグッズは喘息症状の改善にも効果があると思います。
喘息を治すために水泳を始めるということをよく聞きますが、呼吸筋を鍛えるという意味では同様のはずです。
呼吸が浅く様々な不調を抱えている方は紹介したグッズを試してみてはいかがですか。

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