こんにちは。
アサノパパです。
私は普段から乾燥肌であり、欠かさず化粧水を塗っています。
元々、アトピー体質ということもあり、色々調べたうえで乾燥肌対策をしています。
今回は私が使ってきた乾燥肌対策としての化粧水でオススメのものを紹介したいと思います。
肌の乾燥の原因
肌の乾燥は個人差があります。
肌が乾燥しやすい人は日常から乾燥肌に悩むことが多いです。
ひどい場合は、皮膚表面の皮がめくれたり、炎症を起こしたり、また白い粉を吹いたりします。
私も昔からの乾燥肌体質です。
乾燥がひどいときは全身にくまなく化粧水を塗っています。
乾燥肌を放置してしまうと、ちょっとの摩擦でかゆみが生じたり、皮膚表面の皮がめくれるのが気になってかいてしまったりして二次的な弊害が起こりうるため、乾燥肌対策は念入りにしています。
肌が乾燥する直接的な原因は、皮膚表面のバリア層が崩れることによります。
通常、皮膚表面の「角質」という部分には細胞や脂質がくまなく並び肌の水分が飛ぶことを防いでくれますが、何らかの原因でその並びが崩れてしまうと肌の水分が蒸発してしまいます。
ここで「何らかの原因」と書きましたが、角質の並びが崩れることはあくまで直接的な原因であり、その並びが崩れる根本的な原因は別に存在します。
それは主に以下の何れかが該当します。
・血行不足
・外的要因
内臓虚弱
内臓の働きは皮膚表面の状態に影響します。
特に腸内環境は皮膚表面に大きく影響します。
よく、肉や脂っこいものばかり食べるとニキビや肌が荒れるという話を聞くと思いますが、これは肉や油に含まれる飽和脂肪酸が影響し腸内で悪玉菌が増殖するためです。
腸内環境が悪化すると、栄養が正常に吸収できなくなったり、老廃物が血液に直接流れたりして、肌の細胞の維持に悪影響を及ぼします。
血行不足
骨格に異常をきたし筋肉や内臓が圧迫されたり、呼吸が慢性的に浅かったりすると血流が悪くなってしまうことがあります。
血行が悪いと皮膚表面の細胞まで血液が循環されず、皮膚表面の細胞を劣化させることになります。
また、血行不良は栄養素や水分の循環の悪化も招くため、皮膚表面の正常な維持ができなくなってしまいます。
外的要因
皮膚をかくと角質の細胞が破壊され、皮膚の乾燥に繋がります。
皮膚をかくだけでなく、不慮の擦り傷や、シャンプーのしすぎよっても、皮膚表面の細胞が破壊され乾燥に繋がります。
また、湿度も乾燥に影響します。
元々、角質の細胞の構造がしっかりしていない方は、湿度が低い環境に居続けることで、肌内の水分が外へ奪われやすくなってしまいます。
乾燥肌には結局自前の化粧水が一番だった
乾燥肌対策として色々化粧水を試してきましたが、結局、自作の化粧水がコスト的にも品質的にも一番よく、今は自作化粧水で落ち着いています。
以下では私が試してきた化粧水を時系列で紹介します。
白色ワセリン
まず一つ目は、化粧水ではありませんが、白色ワセリン。
大人アトピーを発症してから、乾燥肌対策を行うようになりましたが、まずは病院でいただいた白色ワセリンを塗っていました。
白色ワセリンは油なので、保湿効果は抜群ですが、汗をかいた場合、発汗性を著しく悪くしてしまうことが欠点です。
汗を皮膚の表面で閉じ込めてしまうことになるので、それがかゆみを一層引き立てることになります。
特にお風呂上りに関しては苦い思い出が残っています。
風呂上りに白色ワセリンを塗ることになりますが、当然発汗してしまうため、激しいかゆみに襲われます。
乾燥肌対策には発汗性も大切なのだと学びました。
薬用ユースキンS ローション
二つ目は、「薬用ユースキンS ローション」です。
化粧水というよりは、クリームに近いです。
白色ワセリンを諦めてからは、発汗性も白色ワセリンよりは良く、保湿性も高く、またWebでの口コミも良いユースキンを試します。
これも悪くは無かったですが、ねちょねちょ感が気になります。
明らかに皮膚の表面に違和感が残り、常に気持ち悪さを覚えました。
保湿性はよかったですが、気持ちよく生活を送れなくなり、これも断念しました。
二つ目では塗った際の違和感の有無も、化粧品を選ぶ際のポイントであることを学びました。
無印良品 化粧水 敏感肌用・高保湿タイプ
三つ目は、無印良品の化粧水です。
いくつかタイプがありますが、口コミを見て敏感肌用・高保湿タイプというものを選びました。
使用した感想としては、コスパはなかなかのものだと思います。
保湿力もそれなりにあり、発汗性も悪くなく、また化粧水をつけた際の違和感もこれまでで一番気になりません。
これで1,000円せずに購入できるので、良い商品だと思います。
ですが、これも途中で使用をあきらめました。
理由は、発汗性にまだ物足りなさを感じたのと、この時期にさらにアトピーが悪化しさらなる良い化粧水を求めて探し回ったためです。
当時はかなりアトピーがひどくなっており、藁にもすがる思いで、化粧水を良いものに変えることで少しでもアトピーを軽減させたいと考えていました。
また、白色ワセリンやユースキンに比べればマシですが、汗かいた場合にかゆくなるのが苦しくて、もっと発汗性の良い化粧水を探すことにしています。
某病院で売られている高額化粧水
四つ目は某病院で売られている化粧水です。
150mlで約5,000円と割と高額な化粧水です。
その病院は、アトピー患者にとっては割と有名な病院で、化粧水も独自のノウハウを生かして作成・販売しております。
特徴としては、ユーカリエキスを始め、様々な肌に良い成分が惜しみもなく入っていること。
口コミを見てもかなり良さそうなので、高いですがこの化粧水を試すことにしました。
感想としては、高いだけあってこれまで使った中で一番良かったです。
ユーカリ成分のおかげか、発汗してもかゆみがかなり抑えられています。
お風呂上りに全身に塗っても、全くかゆくなりません。
使用感もかなりサラサラしているので、つけたのかつけてないのか判らないくらい違和感がありません。
保湿力は多少劣りますが、これらのメリットを考慮すれば、かなり質の良い化粧品であると感じました。
ただし、欠点は高額であること。
この時期は全身に化粧水を塗っていたので、一週間も待たずして150ml、5,000円の化粧水が無くなってしまいます。
3か月くらい使用を続けましたが、家計を圧迫していることに苦慮し、泣く泣く安い化粧水を検討することにします。
オススメの自作化粧水
最後は、自作の化粧水を使うことにしました。
とあるWebサイトで掲載されていた情報を参考に自作化粧水を作成します。
以下の材料を混ぜるだけの簡単な化粧水です。
・植物性グリセリン:10~20ml
・ハッカオイル:5~10滴
・ティーツリーオイル:5~10滴
実際に私が使用している材料を以下に載せておきます。
この自作化粧水が抜群に良いです。
上記の高額化粧水に匹敵します。
まず発汗性は申し分ありません。
かなりサラサラしているので、汗をかいても気になりません。
ハッカのスーとした成分が効いて、お風呂上りもかゆみが全く起きず快適に過ごせます。
さらに使用感も申し分ありません。
ほぼ水みたいなものですので、つけても全く違和感ありません。
保湿性に関しては、上記のグリセリンの量でコントロールできます。
グリセリンを多めに入れれば保湿力を高くできますが、その分多少粘性がでるため使用感が劣ります。
逆にグリセリンを少なくすれば保湿力が低くなりますが、水に近い使用感を得ることができます。
これが自作化粧水の良い点で、季節や肌の状態に応じて、化粧水をコントロールできます。
なお、ハッカオイル、ティーツリーオイルは抗菌のために加えています。
汗をかくと皮膚表面に真菌などが増殖しやすくなりますが、ティーツリーオイルの効果で菌の増殖を防ぐことができます。
また、ハッカオイルも同様な効果が期待できるのと、使用した際の清涼感も得られるため加えています。
これらのオイルは両方を加えなくても良いと思います。
私が拝見したWebサイトはハッカオイルを加えるのみでした。
私は当時ステロイド剤を使用していたため、皮膚表面の真菌対策を強めるためにティーツリーオイルも追加して入れています。
(ステロイド剤を使用すると、皮膚の免疫が抑えられ、真菌に対する抵抗力が弱くなる可能性あります。これが、アトピー患者が脂漏性皮膚炎を併発する大きな原因です)
自作化粧水の原価は150mlで100円もしないです。
上記の高額化粧品に比べれば、コストを1/50以下に抑えれることを考えると、かなり有能な化粧水だと思います。
難点をあげるとすれば、保管は冷蔵庫で行う必要があること。
防腐剤は入っていないので、高温環境に長時間放置すると腐ります。
それを防ぐために、原則冷蔵庫で保管し、2週間以内を目処に使い切る必要があります。
最後に
最後まで読んで頂きありがとうございます。
今回は乾燥肌の方向けのオススメ化粧水として自作の化粧水を紹介しました。
自作化粧水の良さを知ってからは、これしか使用していません。
作成も慣れてしまえば3分もかからず作ることが可能ですし、何と言っても圧倒的なコストの低さが魅力です。
気になった方は是非試してみてください。
コメント