マスクの効果を高めるための3つのポイント【マスクの中でも鼻呼吸を】

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こんにちは。
アサノパパです。

新型コロナウィルスの脅威がなかなか収束を見せません。
賛否両論はありましたが、全世帯に対するマスクの配布が始まっています。
せっかくもらえるマスクなので、使う方は最適な使い方をしたいものです。
今回はマスクを使う際に効果を高めるためのポイントをいくつか紹介します。

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マスクのウィルス感染予防効果は低い

マスク

マスクをしてもコロナウィルスを防げないとこれまでいろいろなメディアが伝えてきました。
確かにマスクをしても100%感染を防ぐことができません。

その理由はマスクをしていても、マスクと顔の隙間から空気が入るからです。
マスクをして呼吸をする場合、吸う際の空気の通り道は、9割以上がマスクと顔の間から入る空気になります。
マスクをフィルターとして通す空気は1割にも満たないのです。
つまりマスクをした場合のフィルター効果は1割未満であり、ウィルスの空気感染を防ぐ確率も1割未満になります。

これが、俗にマスクが効果がないと言われている理由になりますが、全く効果がないと言うわけではありません。
効果としては飛沫感染が防げます。
マスクをすることで、他人のくしゃみや咳による噴霧を直接吸うことを防げます。
また予防効果ではありませんが、自身がウィルスを持っている場合にくしゃみや咳などでウィルスをまき散らすことも防げます。

ただし、くしゃみや咳などが口元に直接飛んでくるというような状況はそれほど多くないので、マスクによるウィルス感染を防ぐためには空気感染を防ぐことをまず考えなくてはいけません。

マスクの予防効果は使い方次第で大きく変わる

マスク

マスクはその人の使い方で予防効果は大きく変わります。
以下に、マスクの効果を高めるポイントをいくつか紹介します。

・鼻呼吸をする
・マスクをしっかり広げて使う
・使用したマスクは触らない

鼻呼吸をする

鼻呼吸をすると、空気を鼻から通す際に天然のウィルスフィルターを通すことになります。
マスクをすると呼吸がしにくくなるため口が開きやすくなりますが、意識的にマスクをしながらでも鼻呼吸をすると空気感染確率を大きく下げることができるのです。

鼻の穴はミクロンの世界で見れば非常に微細な多くのヒダで形成されており、吸い込んだ空気に付着する異物をヒダがきれいに取り除いてくれます。
また鼻の穴の先にある副鼻腔という空洞を通ことで空気を湿らせることができ、ウイルスが体内へ入り込むのを防ぐことができます。
さらに、息を吐くときに副鼻腔を空気が通ることで、副鼻腔内のウイルスや鼻の先に溜まった異物をきれいに取り除くことができるので、ウイルスを蓄積してしまうということもありません。

一方、口呼吸をしてしまうと、喉は常に直接空気に触れることになり、容易にウイルスが喉に付着してしまいます。
一旦喉にウイルスが付着してしまうと、扁桃リンパ輪という組織にウイルスが移り、その後白血球が全身にウイルスを運んでしまいウイルスの感染が体全体に広がってしまうのです。

マスクの効果を高める一番のポイントとしては、如何に空気感染を防ぐ確率を高くするかということです。
鼻呼吸をするか口呼吸をするかでウィルスを体内に取り込む確率が大きく異なってきます。
上に書いた通り、マスクが空気に浮遊するウイルスをフィルタリングできないとしても、鼻呼吸をすれば天然のフィルターが作動してくれます。
口呼吸に慣れてしまっている人は意識的に鼻呼吸をするようにしましょう。

オススメの鼻呼吸する方法として、マスクに自身の好きな香りのアロマスプレーをふりかけるという方法があります。
アロマスプレーをふりかけることで、吸う空気が良い香りがするので自然と鼻呼吸をしやすくなります。
またアロマの効果で自律神経が整い体の免疫力を高めることができます。
アロマスプレーをふりかける際の注意としては、香りが強くなりすぎないようにすることです。
常にアロマの香りを嗅ぐことになるので、香りが強すぎると逆に気分を害する可能性があります。
ほんのり香る程度にマスクにスプレーしてあげると良いです。

マスクをしっかり広げて使う

マスクをしっかり広げて使うことで、顔とマスクの間の距離を縮めることができ、マスクの繊維から取り込む空気の経路の割合を増やすことができます。
購入したばかりのマスクは折りたたまれた平べったい状態でありますが、使用する際はしっかりと広げ、自身の鼻の形にしっかりとフィットするようにつけるようにしましょう。

使用したマスクは触らない

マスクを取り外す際に、マスクは直接触らないように注意してください。

マスクは感染者の咳やくしゃみによる飛沫感染を防ぐ効果がありますので、マスクに飛沫が飛び移りウィルスが付着している可能性は大いにあります。
そのマスクを手で触ってしまうと、手にウイルスがうつり、その手で食べ物を食べたり口をこすったりすることでウイルスに感染してしまいます。
マスクを取り外す際はマスクの紐の部分を持って取り外すようにしてください。

また、同じマスクを複数の日にまたがって使用する際には、マスクの殺菌をするようにしてください。
洗っても良いのですが、繰り返し洗うとマスクの繊維自体が薄くなりフィルター効果が弱くなってしまいます。
ですので殺菌スプレーなどを購入しマスクにふりかけると良いです。
オススメなのは以前の記事に紹介した次亜塩素酸水で自作スプレーを作ることです。
次亜塩素酸水は安全でありながら、アルコールよりも強力な殺菌作用があります。
これをマスクにふりかけることで付着したウイルスを一瞬で除去することができます。

最後に

最後まで読んでいただきありがとうございます。
今回はマスクの効果を高めるためのポイントをいくつか紹介しました。
マスクはメディアでも言っているように、ただつけるだけではあまり予防効果はありません。
上に書いたポイント、特に鼻呼吸を意識することでマスクの効果を大きく高めることができます。
またマスクをしない場合でも、鼻呼吸はウィルス感染を防ぐために大切なことです。
これを良い機会と考え鼻呼吸に慣れる努力をしましょう。

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