週休3日制の導入が企業や私たちに与える影響について【メリットは自身のアクション次第】

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こんにちは。
アサノパパです。

先日、非常事態宣言が解除され、休業を解除する企業向けにコロナウイルスの感染予防に関するガイドラインを発表しました。
そのガイドラインの中には混雑を緩和する一つの働き方として「週休3日制」を挙げています。
今回は週休3日制が私たちに与える影響を考えてみたいと思います。

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週休3日制が適用される理由

働き手

数年前に海外で週休3日制が取り入れられて、少し話題となりました。
実は日本でも同じ時期から週休3日制を試みている企業はいくつかあります。
特に、昨年にMicrosoftが週休3日制を取り入れた事は大きな話題となりました。
他にもユニクロで有名なファーストリテイリングや東芝などが週休3日制の働き方を試みています。

そして先日、経済連がコロナウィルスによる緊急事態宣言の解除にあたり、休業を解除する企業向けに感染予防のガイドラインの1つとして「週休3日制」を推進しています。
このコロナウィルスの影響は甚大なものでしたが、日本の働き方改革の面で見てみると大きな一方踏み出したと思います。
そしてこのガイドラインにより週休3日制もこれまで以上に広くいろいろな企業で適用される可能性は高いです。

では、週休3日制が私たちに与える影響はどんなものなのでしょうか。
その答えは、大きく分けて以下の2つが考えられます。

・給料が減少
・ワークライフバランスの確保

元々の働き方改革の狙いは企業の人件費の削減にあります。
以前の記事で説明しましたが、これからの少子化からくる日本経済の縮小に備えて、各企業は本質の企業体質を変えていかないと日本の企業は生き残れません。

→働き方改革の本当の目的は企業の人件費を削減するため

経済連はこのことを危惧し、働き方改革と名付けて企業の人件費削減のための施作を進めてきました。
残業時間の削減や終身雇用の崩壊、また同一労働同一賃金なども、大元は企業の人件費削減を狙ったものです。
しかし、働く側の目線で考えてみると、これにより多くの社員は所得が減ることになります。
単純に考えると、働く側の不平不満が募る施作になってしまいますが、経済連はこれをワークライフバランスの拡充と位置付けて広めることで、働く側の考え方を前向きに持っていこうとしています。

確かに、経済連の言う事は正しく、この働き方改革は働く側にとってもメリットが大きいです。
プライベートの時間が拡充され仕事以外の時間がかなり充実します。
後は個人のやる気次第になりますが、自分のスキルを高めたりや自分のやりたいことなどをたくさんやるなど、これまでのワークスタイルよりやりたいことをできるのは確かです。
空いた時間で副業を始めることによって、副業含めた総所得が働き方改革前の給料を超えることなんて事は全然あり得ます。

そして、今回の週休3日制も企業や私たちへの影響は同じものになります。

休日が1日増えることによって、私たちの給料はその分減ります。
単純に減る場合もありますが、休日手当などをつけてくれる企業もあるかもしれません。
企業にとっては人件費が減ることになるので、利益を生みやすい体質づくりになります。

ワークライフバランスの面で見ると、私たちは上に書いた通り休日が1日増えるのでやりたいことをやりやすくなります。
今までできなかった家事や子育てに注力したり、新しい技術分野のスクールに通ってみたり、また副業を始めてみたりと今までは時間がなくてできなかったことができるようになります。
一方企業にとっても、休日が増えてしまう分業務スピードが落ちると思いきや、意外とそんな事はありません。
これまでに週休3日制をトライアルしてきた企業の多くは、逆に業務効率が上がったという結果が出ています。
その理由は、働き手が始める副業やスクールなどによって新たな知識やスキルを手に入れることにより労働力の質が上がることと、働き手の疲労やストレスなどが軽減され業務に集中できることが挙げられます。

以上のように、週休3日制は企業側にも働き手側にも良い影響を与えます。
将来的には週休3日制を取り入れる企業が増えていくことでしょう。

週休3日制により私たちはどうすれば良いか

働き手

自身の企業が週休3日制を取り入れた場合、まずは副業を始めるべきです。

休日が増えても何もアクションしなければ、ただ給料が減って週休3日制がマイナスの要素になってしまいます。
これからの時代、終身雇用が崩壊し個人の能力が求められてきます。
新卒一括採用が徐々に縮小される一方、中途採用の拡大されて行きます。
特に大企業においては企業のスリム化が一つの大きな課題であり、技術力の高い中途採用を積極的に取り入れる企業が多くなります。

働き手側から見ると、今まで以上に個の能力が求められてきます。
中途採用市場でも個の能力が試されますし、企業に勤め続けるにしてもただ企業にぶら下がっているだけではそのうち解雇されてしまいます。

つまりこれからの働き方を考えると、週休3日制によって空いた時間を個の能力を高める時間に当てはめるべきです。
この能力を高めるにはスクールに通うことでも高められますが、週休3日制によって給料を削減されたことと強いアクションを取ることを考えると、副業をしながらこの力を高めるといった方法が良いかと思います。

副業は何でもいいです。
今の業務と違うものを経験することになるので何かしらのスキルは身に付くはずです。
例えばアフィリエイトブログによっていろいろな情報を入手しながらライティング能力や論理的な思考力を高めるのも良いですし、プログラミングを一度学んで副業フリーランスとして働くのも良いです。

まだ、副業もやったことがない方は、ぜひ週休3日制のタイミングで始めてみると良いと思います。
副業を始めることによって自分の知識やスキルを収益化するというこれからの時代に重要な意識をつけることができます。

最後に

最後まで読んでいただきありがとうございます。
今回は週休3日制が私たちに与える影響を考えてみました。
まずは、アクションすることが大切です。
将来を見ると個を高めるということが大切ですが、アクションをするという面も踏まえて考えると副業を始めることが一番良いと思います。
副業を始めると、自分自身が新たな一方踏み出したという大きな自己肯定感につながります。
週休3日制を取り入れていない企業に関しても、余裕があれば是非副業を始めるべきだと思います。

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